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2016年5月26日 (木)

野月七段の見解

04040手目△3二飛の局面で、野月七段に今後の展望を聞きました。

「ここまではじっくりした展開です。後手は先手の仕掛けを封じつつ、どこまで玉を固めるか。▲8七銀は△8三銀で銀冠に組み合う展開が予想されます。後手陣が6四銀型なので、先手は▲6五歩を絡めた攻めを考えたいですね。たとえば▲3八飛はどうか。以下(1)△5一角なら▲6五歩から▲4四角を狙います。(1)△5二金左は▲3五歩△同歩▲同飛に△2二角とぶつける手がなくなります。ここで先手から仕掛けがあれば、先手がペースが握れそうです。仕掛けがなければ互角の勝負でしょう」(野月七段)

(牛蒡)

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