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2014年5月14日 (水)

終局直後

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―― 相掛かりで清水さんから動いていく将棋になりましたが、▲3五銀~▲4六飛の辺りは?

甲斐 経験のない将棋だったので、対応の仕方がよく分からなかったのですが、飛車を7五に回られて、狭いので何か手が作れないかと思ったのですが、思ったような効果がなかったというか。難しいと考えていたのですが、▲6五桂と跳ねられた辺りは模様が悪いと思っていました。

―― 玉を固め合ったり、△8二歩と打たされたり渋い展開になったのですが。

甲斐 こちらから攻める糸口がないので、しばらくは我慢するしかないと思ってました。

―― 清水さんのほうから▲3七桂~▲2五金と攻めてこられたのですが。

甲斐 こちらに厚みができてきていたので、ちょっと形勢としては盛り返してきたのかなと思っていました。

―― 優勢または勝ちを意識した局面は?

甲斐 △3六歩と突いた瞬間は怖かったのですが、と金が間にあえば優勢になるかなと思いました。

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―― 相掛かりから攻めていく将棋になったのですが、▲4六飛と回った辺りの分かれはいかがでしたか。

清水 初めての将棋で形勢判断が分からなかったのですが、難しい将棋だったかなと。先手番なのでどこかで踏み込まなきゃいけなかったと思うのですが、踏み込めないまま局面が分かりにくくなってしまったので。

―― 銀を引いたり玉を寄ったりでしたが。

清水 あの辺りは分からなくなってしまって。どこかで▲5三銀成と行きたかったのですが、そのタイミングを逸してしまったのがちょっと……。

―― ▲3七桂以降の進行はどうでしたか。

清水 攻めさせられている気がしたので、いやな感じがしました。

(吟)

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