« 難解な終盤戦 | メイン | 一手争い »
△6七成香に甲斐女流四段は▲6八歩と打った。△6八同成香と取らせて駒の位置を悪くする、受けの手筋だ。「終局は近いです。しかし私の力では結果がどうなるかわかりません」と脇八段。つまり激戦ということだが、控室では「難解」との条件付きながら先手持ちの声が出てきている。ただし残り時間は▲甲斐18分、△里見1時間24分。残り時間では里見女流王位が大差でリードしている。
(対局再開直前の甲斐女流四段。このときの苦しみが実を結ぶか)(牛蒡)