飯塚市歴史資料館を見学
ホテルを出発した一行は、対局場に向かう前に「飯塚市歴史資料館」を訪れた。
飯塚市は人口13万3千人、福岡県では福岡市・北九州市・久留米市に次いで4番目の人口規模となる市。古くから石炭を産出し、炭坑の町として栄えた。炭坑での労働は命懸けの仕事でもあり、その疲れを癒すための「食」も、鉱業と並んで盛んな分野として発達した。石炭を輸送するために鉄道網が発達し、中でも直方駅 - 博多駅間を走る特別急行列車「かいおう」は、福岡県直方市出身の魁皇関にちなんでつけられた名称として有名である。また、九州工業大学(飯塚キャンパス)・近畿大学(産業理工学部キャンパス)・近畿大学九州短期大学の三つの大学を抱える都市として、情報化に力を入れた町づくりを目指している。
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