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第66期王座戦五番勝負第4局

2018年10月16日 (火)

夕食休憩

20181016_8018時10分、夕食休憩に入りました。夕食は、中村王座が生姜焼き定食、グレープフルーツジュース。斎藤七段がおにぎりセット(梅、鮭、昆布)、ウーロン茶。対局は19時に再開されます。

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※対局者と同じものを注文して撮影しています


(玉響)

雲洞庵(2)

雲洞庵の本堂の中も見て回りました。本堂は新潟県の文化財に指定されています。

20181016a7303662(本堂)

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20181016a7303657(長生きの水)

20181016a7303611(水は飲用可能)

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(左から幼き日の直江兼続、上杉景勝)

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20181016a7303653(千手観世音と百体観音が安置されている)20181016a7303648

(玉響)

混戦模様

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図は△7六桂と打った局面。控室の検討では、代えて△7六歩と打っていれば後手よしといわれていました。この手を見て立会人の藤井猛九段は、「混戦だ」とつぶやきました。

(玉響)

雲洞庵(1)

龍言から車で10分ほどの位置に、「越後一の寺・日本一の庵寺」といわれている雲洞庵(うんとうあん)があります。本局の対局室として使用されている「円通」の部屋名は、雲洞庵四十六世新井勝龍禅師が命名したもの。
また、雲洞庵は戦国時代から江戸時代前期にかけての武将である上杉景勝、直江兼続が幼少期に学問を学んだ寺とされています。2009年1月4日から同年11月22日まで放送されたNHK大河ドラマ「天地人」の舞台にもなりました。

直江兼続といえば、「愛」の一文字をあしらった兜(かぶと)で有名。中村王座は今期王将戦の企画で直江兼続の姿に扮(ふん)して挑戦者決定リーグ戦の意気込みを語っていました。


【雲洞庵|公式ホームページ】
http://www.untouan.com/

【スポニチ Sponichi Annex|王将戦・戦国時代(4) 中村王座 「木鶏」の強靱メンタルで盤上にのみ集中】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/10/01/kiji/20181001s000413F2261000c.html

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(赤門をくぐると、本堂に続く石畳がある〕

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(石畳の下に法華経が1石1字ずつ記されている)

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(かえでが色づき始めていた)

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(玉響)

南魚沼市の特産品

20181016a7303482(龍言の玄関前にあるお土産屋さん)

20181016a7303475 (新潟の地酒を代表する「八海山」と「鶴齢」)

20181016a7303479(新米が販売されている)

20181016a7303481 (有名なブランド米である南魚沼産コシヒカリの新米)


(玉響)

おやつ

15時、対局者におやつが出されました。中村王座はチョコレートケーキ、お抹茶、ホットコーヒ。斎藤七段は龍言まんじゅう、ばたばた茶。

ばたばた茶は、塩を少量入れて茶せんでバタバタと泡立てて作られることが由来とのことです。

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20181016a7303900_2(龍言まんじゅうの中身には、栗とクルミが入っている)


※対局者と同じものを注文して撮影しています

(玉響)

激しい中盤戦に

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図は▲4五銀と打った局面。以下、△7五歩▲3四銀△同玉▲4五角△3三玉▲8一角成△7六歩と攻め合いになりました。20181016_6614時頃に日本将棋連盟専務理事の森内俊之九段が控室に来訪。大盤解説を終えた戸辺七段と継ぎ盤で検討しています。戸辺七段は上図の△7六歩以下、▲4五馬△3四歩▲4四馬△同歩▲4一飛△7七歩成▲同金右△7六歩▲5一角△4二銀(変化図)まで進むと後手がやれるという見解を示しました。

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(玉響)

現地大盤解説会スタート

14時になり、現地の解説会が始まりました。

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20181016a7303875(戸辺七段は序盤の変化を詳しく解説していた)

20181016a7303883(聞き手を務める安食女流初段)


(玉響)

一息入れる検討陣

「局面の進行が早いから、気持ちを落ち着かせにいこう」と立会人の藤井猛九段が鯉のエサやりを提案。村山慈明七段、戸辺誠七段、安食総子女流初段の4人で庭園にある大池に向かいました。

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(玉響)

対局再開

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20181016a7303712(再開後の一手は▲4五桂。斎藤七段が戻る前に指された)

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(玉響)


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