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2025年9月

2025年9月 4日 (木)

マリーナベイ・サンズ(1)

マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)は、マリーナ・ベイに面した高級ホテル(統合型リゾートのIR)です。3つのビルが並び、船体を模した階でつながっています。一行はマーライオン公園から眺めたあと、昼食と展望台のために向かいました。

Dsc_7836_213(マーライオン公園から見たマリーナベイ・サンズ)

Dsc_7840_216_2 (近くから見上げると、さらに迫力がある)

Dsc_7863_410(一行は55階の中華料理でランチ)

Dsc_7877_414(バッグを模した大根餅。洒落た見た目で、上品な味付けだった)

Dsc_7888_416(船の先端側を見た景色。船体が緩やかな曲線を描いているのがわかる)

(紋蛇)

午後のおやつ

15時になり、午後のおやつが出されました。藤井王座はマンゴーサゴ(ポメロ、マンゴーポッピング添え)とアイスレモンティー。マンゴーサゴは、マンゴーとココナッツミルクのピューレに、サゴヤシ由来の澱粉粒が入った東南アジアの冷たいデザートです。伊藤叡王はニューヨークチーズケーキフルーツ添えとスイカジュースを注文しました。

Dsc_8620_450(藤井王座の注文)

Dsc_8631_454(伊藤叡王の注文)

(紋蛇)

マーライオン

ティオン・バル・マーケットを後にし、次に向かった先はマーライオン公園です。マーライオンはMermaid(人魚)とLion(ライオン)を組み合わせた造語。海洋国家であるシンガポールの象徴で、世界的にも知られます。
マーライオンはいくつかシンガポール国内にありますが、マーライオン公園にあるものでいちばん大きいものは8メートルに達します。

Dsc_7832_212(8メートル越えのマーライオン。吹いた水は海に流れ落ちる。大人気で、カメラを向ける観光客でごった返していた)

Dsc_7816_204_3(藤井王座と伊藤叡王も、定番のポーズにチャレンジ。まずは、両手で水を受け止める)

Dsc_7821_205_2(口を開けて、水分補給)

Dsc_7824_208(伊藤叡王も大きく口を開ける)

Dsc_7826_209(最後はライオンの手のポーズを取ってお終い)

(紋蛇)

ティオン・バル・マーケット(7)

Dsc_7691_163(伊藤叡王もぶらぶらしながらお店を探す)

Img_0404(選んだのは、フルーツジュースを販売するお店:武蔵撮影)

Img_0418(購入したのはココナッツとスイカジュース:武蔵撮影)

Dsc_7795_193(タクシーを待つ間、スイカジュースを片手に佇む)


(紋蛇、写真=紋蛇、武蔵)

ティオン・バル・マーケット(6)

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(藤井王座と伊藤叡王の二手に分かれて、買い物をする)

Dsc_7736_176(藤井王座が目をつけたのは、中華のお店。右上の水餃子を注文した)

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Dsc_7748_180(出てきた水餃子をさっそく箸でつかもうとするが……)

Dsc_7749_181(滑って、つかめない)

Dsc_7752_184 (悪戦苦闘のすえ、無事に確保。ショウガの千切りが入った黒酢につけて食べると「おいしい」とコメントした)

Dsc_7758_188(ひとつのボリュームが大きい。それも藤井王座が苦戦した要因のひとつだろう)

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Dsc_7773_189_2(佐藤康九段はいとも簡単につかんでいた。「豚肉にニラが利いていておいしい」とのこと)

Dsc_7787_192_2(断面図。記者も食べたところ、タレにつけるとさっぱりしておいしい。蒸し暑い、常夏の国にはぴったりだ)

(紋蛇)

藤井王座がリードを奪う

2025090442図は▲8七歩と打った手に、歩を成ったところ。▲7七同銀は△8七飛成、▲7七同桂も△5六飛▲同歩に△3五角が王手飛車、▲8六歩も△8八と▲同玉に△4四角が王手飛車です。

実戦は▲8六歩△8八と▲6八玉△8九とと進みました。

2025090446控室の評判は「後手が優勢を意識していてもおかしくない」。藤井王座がリードを奪ったようです。△8九とに伊藤叡王が手を止めています。▲6六歩と突いて△7六桂に▲6七玉と粘るか、▲8二飛の勝負手を放つか。残り時間の差は広がっています。

Dsc_8464(午前中の控室でも、△7七歩成の筋は指摘されていた。現在は心配が現実になっている)

Dsc_8469(真っ先に指摘したのは佐藤康九段……だが、自分で考えたあとにAIを見たら書いてあったという)

Dsc_8473(佐藤康九段の自白と独創的な?読みに、森内九段も楽しそうだった)

Dsc_8480(永世称号有資格者同士の豪華な検討。中村太八段と野月八段も聞き入っていた)

(紋蛇)

ティオン・バル・マーケット(5)

Dsc_7697_164(佐藤康九段が見ていたのは……)

Dsc_7715_172(中華系のお店)

Dsc_7713_171(揚げ物が並ぶ)

Dsc_7701_167(佐藤康九段の食レポを聞く藤井王座。佐藤康九段が買ったのは……)

Dsc_7710_168 (選んだのはエッグタルト。美味しかったそうだ)

※佐藤康光九段にビビットな写真の掲載許可は得ています。

(紋蛇)

対局再開

13時、定刻通りに対局が再開されました。

Dsc_8578_394(再開前の藤井王座。先に対局室に戻った)

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Dsc_8594_402(入れ替わりで藤井王座が少し席を外した)

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Dsc_8605_406(対局が再開されても、藤井王座に指す気配はなかった)

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(紋蛇)

昼食注文

Dsc_8512_388(藤井王座の昼食。シーフードラクサとパイナップルジュース)

Dsc_8524_389(ラクサは麺類。付属のスープをかけて食べる)

Dsc_8549_392(並々と注いで完成)

Dsc_8500_383(伊藤叡王がシンガポールチキンライス<海南ポークチキン、パンダンジンジャー香るご飯、ピクルスとコラーゲンアワビの鶏スープ添え>)

Dsc_8506_393(チキンライスはシンガポールの代表的な国民食)

(紋蛇)

41手目▲8七歩で昼食休憩に入る

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12時10分、この局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤2時間17分、△藤井52分。昼食の注文は、藤井王座がシーフードラクサとパイナップルジュース、伊藤叡王はシンガポールチキンライス(海南ポークチキン、パンダンジンジャー香るご飯、ピクルスとコラーゲンアワビの鶏スープ添え)と冷たい緑茶。対局再開は13時です。
ラクサはシンガポールやマレーシアを代表する東南アジアの麺料理で、香辛料やハーブを使った独特のスープが特徴。主に酸味のあるタマリンドベースのものと、ココナッツミルクを使ったクリーミーな2種類に大別されます。
シンガポールチキンライスは、茹でた鶏肉と鶏だしで炊いた香り米、チリやショウガなど特製ソースが添えてあるのが特徴。炒めたご飯に鶏肉を混ぜてトマトケチャップで味をつける、いわゆる日本のケチャップライスとはまったく異なります。

(武蔵)

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