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2024年9月

2024年9月18日 (水)

本局の使用駒

本局の使用駒は児玉龍兒(こだまりゅうじ)作・錦旗書。

Img_2900 藤井王座が持つ王将。

Img_2902 永瀬九段側が玉将。

(八雲)

15時過ぎの局面

2024091889図は15時過ぎの局面。ここまでの消費時間は▲藤井2時間45分、△永瀬2時間27分。
控室では、この▲7四歩への対処が悩ましいといわれています。図から△8五桂は、▲同歩なら△4五銀▲同銀△8五飛の十字飛車の筋があるため後手有力。しかし、△8五桂には▲7六玉と桂を取られて思わしい攻めが見えません。ここで何かないと、後手は桂損になるため大変です。永瀬九段が正念場を迎えています。

Img_2964 15時過ぎの控室では、大盤解説会で聞き手を担当する中澤女流二段の他に、控室に来訪した今井絢女流初段、山口仁子梨女流1級が継ぎ盤を挟んでいる。両者は中京圏に在住している。

(八雲)

おやつ

15時を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は藤井王座が「パイナップルパン 中国茶セット」。永瀬九段が「シャインマスカットエクレール」、「アップルジュース」、「グレープフルーツジュース」。なお、永瀬九段の希望でエクレールは昼食と一緒に提供されています。

Img_2953 藤井王座の注文品。

Img_2896 永瀬王座の注文品(1)※昼食時に提供

Img_2956 永瀬王座の注文品(2)※15時に提供

(八雲)

現地大盤解説会

現地大盤解説会が始まりました。チケットは完売しており、開始時から多くのファンが集まっています。

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(八雲)

大盤解説者到着

Img_2875 現地大盤解説会を担当する高見泰地七段がお昼前に控室に到着。解説会の景品となる色紙の揮毫を始めた。

Img_2872 色紙を持って記念撮影。

現地大盤解説会は14時開始予定です。チケットは事前申込制で完売しており、当日販売分などはありませんのでご了承ください。

(八雲)

対局再開

Img_2920 藤井王座が12時58分入室。永瀬九段は13時を少し過ぎてから戻ってきた。

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Img_2924 午後の戦いが始まった。

(八雲)

休憩中の対局室

Img_2898 昼食休憩中の対局室。

Img_2899 昼食休憩時の盤面。

(八雲)

昼食休憩

2024091881_212時10分、図の局面で永瀬九段が45分使って昼食休憩に入りました。消費時間は☗藤井2時間15分、☖永瀬53分。昼食注文は藤井王座が「名古屋コーチンの天津飯 香港点心師の点心」、「ウーロン茶」。永瀬九段が「三河一色産のうなぎのひつまぶし」、「オレンジジュース」。

Img_2882 藤井王座の注文品。

Img_2889 永瀬九段の注文品。

※写真は撮影用に用意したものです。
(八雲)

銀取りを手抜く

2024091881図は11時30分の局面。
銀取りに打たれた△8四桂に対して、藤井王座は51分の長考で▲4六香と打ちました。王手で取られる銀取りを手抜く驚愕の一手です。
控室では、新聞解説の千田八段が「▲4六香もあり得る」と予想していました。

Img_2868 控室では中村修九段と千田八段が継ぎ盤を挟んでいる。

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(八雲)

一転してスローペースに

2024091880図は11時の局面。9時30分に76手まで進んでいましたが、そこから1時間半で4手しか進んでいません。ここからは濃密な読み合いが続きそうです。

Img_2840 控室では中村修九段が色紙に揮毫していた。

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(八雲)

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