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2024年9月

2024年9月29日 (日)

大盤解説会・動画中継情報

現地では大盤解説会が開かれますが、事前申込制ですでに完売。当日受付はございません。
動画中継は日本経済新聞社の「NIKKEI LIVE」、ABEMA、囲碁将棋プラスでお楽しみください。


■NIKKEI LIVE
https://www.nikkei.com/live/event/EVT240801003
開催日時:9月30日(月)14時開始
価格:電子版有料会員及び日経ID決済新聞購読者は無料
   一般 2000円(税込み)
解説者:服部慎一郎六段、徳田拳士四段、上野裕寿四段、石本さくら女流二段
ゲスト棋士:山崎隆之八段、糸谷哲郎八段

■ABEMA
https://abema.tv/channels/shogi/slots/ETRpq7jWzV1Y15
解説は中村太地八段、田村康介七段、本田奎六段。聞き手は中村真梨花女流四段、本田小百合女流三段です。

■囲碁将棋プラス
https://www.youtube.com/@igoshogiplus
映像中継に加えて、有料チャンネルでは大盤を使って解説されます。2部構成で行われ、対局開始から高野智史六段と観戦記者の内田晶さん、15時15分からは深浦康市九段と脇田菜々子女流初段が出演します。


以上で本日の中継ブログの更新を終了します。
対局開始は明日9時です。お楽しみに。

検分

検分は対局で使用する盤や駒、照明や空調の具合を確認する作業です。
予定された時刻よりも前倒しで始まり、大きな問題なく5分あまりで終了しました。
20240929img_2432_2(藤井聡太王座)
20240929img_2436(永瀬拓矢九段)
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20240929img_2458_2(大きな問題は示されなかった)

(武蔵)

第3局は京都対局

藤井聡太王座(七冠)に永瀬拓矢九段が挑戦する第72期王座戦五番勝負は、王座の連勝で第3局を迎えました。本局は9月30日(月)に京都市東山区「ウェスティン都ホテル京都」で指されます。対局は9時開始。昼食休憩は12時10分から13時。17時からは、30分間の夕食休憩が設けられます。先手は永瀬九段。持ち時間は各5時間(チェスクロック使用)で、使いきると1手60秒未満の着手となります。本局の立会人は谷川浩司十七世名人、日経新聞の新聞解説は稲葉陽八段、記録係は清水航三段(伊藤博文七段門下)がそれぞれ務めます。観戦記の執筆は若島正さんです。

【主催:日本経済新聞社】
https://www.nikkei.com/
【特別協賛:東海東京証券】
https://www.tokaitokyo.co.jp/

インターネット中継は棋譜コメント入力を虹、ブログを武蔵が担当します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(武蔵)

2024年9月18日 (水)

感想戦の様子

Img_3042 両者が大盤解説会場から戻り、あらためて感想戦が始まった。

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以上で第2局の更新を終わります。
ご観戦誠にありがとうございました。

(八雲)

大盤解説会場へ

Img_3022 感想戦の前に両対局者は現地の大盤解説会場でファンに挨拶。

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(八雲)

終局直後

Img_3014 終局直後の様子。

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【藤井王座の談話】
――△9五歩(76手目)から前例のない戦いに入りました。その辺りまでは、どのように思われていましたか。
「途中まで自分自身で指したことのある展開で。お互いにキズを抱えた陣形なので、判断の難しい将棋かなと思っていました」

――△8四桂(80手目)に▲6七銀左と逃げずに▲4六香で攻め合いに出ました。その後の展開はどのように思っていましたか。
「▲6七銀左は少し利かされかなと思ってしまって。ただ、やはり▲4六香は、銀を取られてしまうのでやり過ぎだったかなという気はしていました」

――その後、どのあたりで形勢がよくなったと思われましたか。
「△2四香(104手目)に▲4四歩と突き出した辺りは、こちらの玉がまだ耐久力のありそうな形なので、少し指しやすくなったのかなという気がしました」

――勝ちを意識されたのはどの辺りでしたか。
「最後、▲4三金(119手目)から▲2五角打の手順を発見して、勝ちになったかなと思いました」

――これで2連勝で、初防衛に向けて王手をかけました。そのことについてどう思われていますか。
「あまり意識せずに、次の第3局に臨めたらと思っています」

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【永瀬九段の談話】
――△8四桂(80手目)に▲4六香と攻め合いに来られた局面はどう思われていましたか」
「▲4六香は常に権利なので。ただ、ちょっと本譜の組み合わせは、あまり認識がなかったので。一つ一つの形が凄い特殊なので、本譜は触り方を間違えてしまった気がするので。△7六桂(82手目)▲7七玉の局面でバランスの取れる手を指したかったのですけど。ちょっとどういう感じかわからなかったです」

――どの辺りで苦しくなったと思われましたか。
「▲7四歩(89手目)とされた局面が――少しやりにくいのかと思ったのですけど、(▲7四歩に対して)△8五桂とか、そういう手が利かないと、何か強く指されてわかりやすくされてしまう可能性もあるかなと思いました」

――これであとがない戦いになりましたけれども、第3局に向けての抱負をお願いします。
「はい。精一杯準備をしたいと思います」


(八雲)

藤井王座が連勝

Ouza202409180101123図の局面で永瀬九段が投了を告げました。終局時刻は19時48分。消費時間は▲藤井4時間40分、△永瀬4時間46分。勝った藤井王座はシリーズ成績を2勝0敗とし、防衛まであと1勝に迫りました。第3局は9月30日(月)に京都市東山区「ウェスティン都ホテル京都」で行われます。

(紋蛇)

先手優勢

20240918106図は18時10分頃の局面。
「後手が苦しくなりました。雰囲気的にも諦めている感じもしますし、終局が早いかもしれません」と中村修九段。指し手の予想は▲7三銀。以下△2九香成は▲2五角から詰みがあります。藤井王座の2連勝が近づいているようです。

(八雲)

夕食休憩

202409189817時、図の局面で藤井王座が10分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲藤井3時間36分、△永瀬3時間32分。夕食の注文は、藤井が「ローストビーフ丼 名古屋コーチン卵の温玉乗せ」、「アイスティー」。永瀬が「マリオットバーガーセット」、「アイスコーヒー」。また、永瀬九段は休憩明けの対局室に「アップルジュース」と「グレープフルーツジュース」を注文しています。対局は17時30分に再開します。

Img_2970 藤井王座の注文品。

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Img_2973 永瀬九段の注文品。

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(八雲)

名古屋駅前

対局場のある「名古屋マリオットアソシアホテル」は名古屋駅に直結するJRセントラルタワーズの15階から上に位置しています。最上階は53階、最上部の高さは245メートルの超高層ビルです。

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Img_2847 向かい側には、こちらも超高層ビルの「ミッドランドスクエア」が立っています。ここには「名古屋将棋対局場」があります。

Img_2846 お隣の名鉄百貨店の外壁には、藤井王座の大きな看板。王座戦を特別協賛する東海東京証券のCMで、バイオリニストの葉加瀬太郎さんと藤井王座が共演しています。

Img_2949 名古屋マリオットアソシアホテル内のラウンジ。ホテル内はラグジュアリーな空間が広がっています。

Img_2856 名古屋駅の「名古屋うまいもん通り」の一角。ホテルは駅直結で利便性抜群です。

(八雲)

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