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2021年9月

2021年9月 1日 (水)

仙台の名産品

Dsc_1286(仙台駅の3階にあるのが、ずんだ小径・牛たん通り・すし通り。仙台の名産品をまとめて味わえる)

Dsc_1293(有名な「ずんだシェイク」。ずんだの風味がおいしい)Dsc_1288_2(駅ロッカーには、仙台の食や名勝地を詠んだ川柳があった)

Dsc_1282(東北で発達した「こけし」)

Dsc_1289(仙台張子)

Dsc_1280_2(駅から徒歩5分ほどの距離にあるのが「仙台朝市」。いまの時期は、魚屋だと「ホヤ」が名残りの季節だ)

(紋蛇)

ホテルメトロポリタン仙台

「ホテルメトロポリタン仙台」は、 JR仙台駅西口徒歩1分に位置する21階建てのホテルです。山と海の幸に恵まれた宮城県の食材を生かした地産地消の料理が提供され、光と空間のデザイナーが設計したチャペルやモダンな神殿も兼ね備えています。

Dsc_1276(ホテルメトロポリタン仙台)

Dsc_1279(ホテル入り口から見た仙台駅)

王座戦が行われるのは、2012年の第60期の五番勝負第1局▲羽生善治二冠-△渡辺明王座戦以来となります。第60期は羽生二冠が3勝1敗で王座に復位し、前期で途切れた19連覇のリターンマッチを決めました。ちなみに当時の立会人も島朗九段です。

【中継ブログ:第60期王座戦いよいよ29日開幕】
https://kifulog.shogi.or.jp/ouza/2012/08/6029-0cf4.html

将棋のタイトル戦は、2015年の第5期リコー杯女流王座戦五番勝負第1局▲伊藤沙恵女流二段-△加藤桃子女流王座戦以来となります。

【仙台のホテルならホテルメトロポリタン仙台】
https://sendai.metropolitan.jp/
【Instagram:hotelmetropolitansendai】
https://www.instagram.com/hotelmetropolitansendai/


(紋蛇)

対局再開

Dsc_1325(対局再開前)

Dsc_1330(永瀬王座は眉間にしわを寄せていた)

Dsc_1342(対局再開からややあって、木村九段が△4七歩を指す)

Dsc_1345

Dsc_1349

(紋蛇)

昼食休憩時の対局室

Dsc_1306_2(昼食休憩中の対局室)

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Dsc_1308(懐中時計と扇子が木村流)

Dsc_1309(永瀬王座は扇子、除菌スプレー、眼鏡入れ)

Dsc_1296(現局面)

Dsc_1299(永瀬王座の王将)

Dsc_1302(木村九段の玉将)

(紋蛇)

昼食休憩

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12時10分、図の局面で木村九段が20分使って、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は☗永瀬1時間4分、☖木村2時間4分。昼食注文は、永瀬王座が「ホテル特製ビーフカレー(ポタージュ付き)」、「メロンのショートケーキ」、「ホットコーヒー」、「アイスコーヒー」。木村九段は「ホテル特製シーフードカレー(ポタージュ付き)」、「フレッシュジュース(オレンジ)」。対局は13時から再開されます。

Dsc_1315(永瀬王座の昼食)

Dsc_1318(木村九段の昼食)

※対局者とは別に注文したものを撮影しています。

(紋蛇)

不気味な金打ち

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図は▲7四歩に△8三飛とかわしたところ。ここで驚愕の手が指されました。▲7三金です。

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歩が成りたい場所に虎の子の金を打ったのです。一見は筋が悪いので、とても考えにくい手でした。▲7三金に代えて▲7五桂もあっただけに、わざわざ凝った手を放ったのは練りに練った印象を受けます。どこまで研究で掘り下げたのか、何とも不気味です。

実戦は▲7三金以下△8一飛▲7二金△3一飛と進み、永瀬王座が手を止めています。

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先手は上部の手厚さ、そして後手の玉飛接近と壁銀の悪形が主張です。▲7三歩成だけでなく▲4四歩とプレッシャーをかける手も考えられます。

(紋蛇)

観戦記は日本経済新聞で

日本経済新聞に掲載される観戦記は、大川慎太郎さんが担当します。解説は高崎七段です。

本日の朝刊には、挑戦者決定トーナメント1回戦▲石井健太郎六段-△渡辺明名人(第2譜・上地隆蔵さんが執筆)が掲載されています。

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下記リンクでは、行方尚史九段と高見泰地七段による五番勝負展望をご覧になれます。

【日本経済新聞電子版・五番勝負展望記事 永瀬王座vs.木村九段 将棋王座戦五番勝負1日開幕】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD262N20W1A720C2000000/


(紋蛇)

10時ごろの控室

Dsc_1268(10時ごろの控室。島九段、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段、高崎七段が検討を進める)

Dsc_1273_2(複雑な変化を見つけて、笑みを浮かべる島九段)

Dsc_1271(高崎七段は振り飛車党)

Dsc_1272(佐藤康九段)

(紋蛇)

戦型は角換わり

20210901a戦型は角換わりになり、永瀬王座が▲4五桂と仕掛けました。対局開始から36分での開戦です。以下 △2二銀▲3五歩△4四歩▲3四歩△4五歩▲同歩△6五歩▲同歩△7五歩で分岐点を迎えました。20210901b

前例は2018年の王位戦☗豊島将之八段-☖澤田真吾六段戦で(肩書・段位はいずれも当時)、▲4四歩と指していました。しかし、永瀬王座は▲6四歩と手を変え、「これはやりたかったのか」と島九段がつぶやきました。▲6四歩は▲6三歩成△同金▲7二角の筋を見せて後手の攻めを牽制した意味です。先手は桂損ながら、持ち歩の多さや後手の壁銀でバランスはとれています。
木村九段は▲6四歩に手を止めて、19分の考慮で△7六歩と取り込みました。以下▲同銀△8六歩▲同歩△同飛▲8七金△8一飛▲8二歩△同飛▲7一角と進みました。

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もう終盤戦です。手が止まりません。▲7一角に△7二飛▲6二角成△同飛▲7四歩△6四飛▲6六歩で、10時20分ごろの局面です。

20210901d

▲6六歩は△同飛なら▲6七歩と先手で受けて、▲7三歩成と桂を取ることができます。△7四飛なら▲7五金で飛車を捕獲すればよいです。

先手は2枚換えと陣形差でペースを握ろうとしています。木村九段はどうやってバランスを保つのでしょうか。

(紋蛇)

対局開始

Dsc_1242(9時、対局開始)

Dsc_1243(永瀬王座。初手は▲2六歩)

Dsc_1256(木村九段。△8四歩と応じた)

(紋蛇)

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