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13時、大盤解説会が始まりました。現在は糸谷哲郎八段と石川優四段が、登壇しています。(ホテルオークラ神戸1階の松風の間)
(14時頃の模様。100名近いお客様が来訪している)(糸谷八段)(石川優四段)
(武蔵)
イベントに使用された駒は関西駒の会、林田英男氏(雅号=棋楽)の作。氏の作品は多くのタイトル戦で使用されています。
【関西駒の会】http://kansaikomanokai.web.fc2.com/
(こちらも実際に第83期棋聖戦第3局で使用されたもの) (井上九段を相手に、実際の対局のような雰囲気を味わえる)(斎藤慎王座の直筆扇子を持参された方も)(武蔵)
去る9月8日(日)、本局の開催を記念して、特別イベントが開かれました。「一足先にタイトル戦を体験しよう」をテーマに、井上慶太九段と村田智穂女流二段が第1局の解説や本局の見どころを説明し、羽生善治九段がタイトル獲得数歴代1位を決めた対局(2012年7月、第83期棋聖戦第3局)で使用された盤駒を、本局が行われる部屋で触れられる機会が設けられました。(40名近いお客様が会場を訪れた)(井上九段と村田女流二段による第1局の解説)(対局の様子を再現したのは、本局が行われている部屋)(武蔵)
13時30分頃の控室では、「先手はどうやって囲えばよいのでしょう?」(桐山九段)「もう現状が完成形と見るのかもしれません」(村山七段)として、互いに端攻めを絡めて動く変化を継ぎ盤に並べています。
(継ぎ盤に並べられていた変化のひとつ)(虹)
13時、対局が再開しました。
(先に部屋に戻ったのは永瀬叡王)
(対局再開の旨を告げられると、すぐに着手)(斎藤慎王座はまだ席に戻っていなかった)(対局再開から5分ほどたったころ、斎藤慎王座が入室。棋譜用紙に目を通した) (武蔵)
(昼食休憩△5二金までの局面)(棋譜用紙)(上座側には掛け軸が飾ってある)(武蔵)
図の局面で12時10分となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬1時間32分、△斎藤1時間37分。昼食の注文は、斎藤王座が五目焼きそばとフレッシュジュース(オレンジ)、永瀬叡王はシーフードカレーとホットコーヒー、フレッシュジュース(グレープフルーツ)。対局再開は13時です。(斎藤慎王座の注文)
(永瀬叡王の注文)
時刻は12時少し前。間もなく昼食休憩に入ります。控室には西遊棋のメンバーが大盤解説会の準備や検討を行っています。(室田伊緒女流二段と石本さくら女流初段の検討を、稲葉八段が見守る)(石本女流初段)(武蔵)
本日の朝刊には本局の見どころや、今シリーズの第1局千日手指し直し局が掲載されています。観戦記の執筆は大川慎太郎さんです。
11時の局面です。ここで永瀬叡王が20分を超えて考えています。控室の桐山九段は「断言は難しいですが、すぐに戦いが起こるのではなく、じっくりとした将棋になるのではないでしょうか。先手の次の手に注目です」との感想を残しています。(本局の立会人を務める桐山清澄九段)(検討に参加する稲葉陽八段)(本日付で四段昇段を果たした石川優太新四段)(武蔵)