もっと読む
« 2012年9月 | メイン | 2013年7月 »
11時45分頃、現地大盤解説会の解説を務める森内俊之名人が控え室に到着。早速継ぎ盤に並べて、ここまでの流れを確認している。(八雲)
図は11時25分頃の局面。先手は▲8六歩~▲8七玉と左美濃に構えました。それを見た羽生二冠は△4四歩と角道を止めます。「ええ~、△4四歩?」と控え室では驚きの声。「△4四歩は柔軟ですね。しかしこれは何十年も前に前例のある形に合流するかもしれませんね」と行方八段。
(陣屋庭内に飾られている、第33期王座戦の写真)(八雲)
10時40分現在、手数は17手まで進みました。先手は途中▲2四歩と決戦する順もありましたが、渡辺王座は見送って無難に駒組みを進めています。現局面は後手が美濃囲いを選択したところ。次の注目は先手の囲いです。▲5八金右までの消費時間は▲渡辺52分、△羽生31分。消費時間の確認と同時に昼食の注文がとられました。両者とも陣屋カレー(ビーフ)を選択。羽生二冠はアイスコーヒーも注文しています。
(控え室では行方八段が継ぎ盤の前に座りました)(八雲)
(10時過ぎの控え室。奥にいるのは新聞解説の行方尚史八段)
(昼食・夕食のメニュー。対局者用の特別メニューだ)
(こちらはおやつの特別メニュー)
注文の内容は確認でき次第お知らせいたします。(八雲)
(初手▲7六歩を着手する渡辺王座)(羽生二冠の2手目は△3二飛)(△3二飛に意表を突かれたのか、渡辺王座は茶碗に手を伸ばした)(八雲)
(渡辺王座は8時52分頃対局室入り)
(羽生二冠は54分頃入室)
(両者揃って深々と一礼)
(上座の渡辺王座が駒を取り出す)
(八雲)
定刻の9時に対局が開始されました。渡辺王座の初手は▲7六歩。対して羽生二冠の2手目は△3二飛でした。意表を突く、羽生二冠の2手目3二飛戦法に、渡辺王座は時間を使っています。(八雲)
対局室全景。
下座側から。
上座側からは庭の景色が見える。
モミジがわずかに色づいている。本格的な紅葉は11月中旬以降とのこと。(八雲)
おはようございます。
陣屋の朝は曇り。空気はひんやりとしています。渡辺王座が踏みとどまるか、羽生二冠が決着をつけるのか。注目の第4局は本日9時に開始します。
陣屋の豪華な朝食。温泉で炊いたご飯や、名物の湯豆腐が楽しめる。(八雲)
19時より関係者のみの夕食会が始まっています。そちらの内容は取材できませんので、参考までに陣屋のレストランのメニューを紹介いたします。
こちらは「豚漬け重」のセット。胡桃豆腐と小松菜のおひたし。
野菜の温泉蒸し、手前はピーナッツディップ。
温泉蒸しのフタを取ったところ。
豚の味噌漬け重。
デザートは芋ようかん。明日の対局者の昼食と夕食は、同じメニューを記者が注文して紹介いたします。どうぞお楽しみに。(八雲)