
渡辺王将が図の局面で1時間29分使って35手目を封じました。1日目の消費時間は▲渡辺4時間0分、△永瀬3時間43分。明日は9時から対局が再開されます。
副立会人・佐々木慎七段の封じ手予想は▲8二歩でした。「長考したことを考えると決断の一手を指す気がしますので▲8二歩を予想します。以下△9三桂に▲8一歩成△同銀▲7四歩△同歩▲7三角と進めば王手飛車で理想ですが、さすがにそうは進みません。▲7四歩に後手は△4二玉と上がって、▲7三歩成に△7六歩と反撃してどうか。先手はこの筋がダメなら別の手を考えることになります。▲6五桂や▲8二角など攻める手がうまくいかないようですと、▲8八銀と自陣に手を入れておくのも考えられます」(佐々木慎七段)













1図、永瀬王座が昼食休憩を挟む2時間17分の大長考で△6四角と打ちました。対して渡辺王将は43分の考慮で▲4六角と応じました。以下△4六同角▲同歩(2図)と進んでいます。後手としては1図から先手に▲4六歩の一手を指させた計算になります。この折衝が今後どう影響するのでしょうか。






















図の局面で永瀬王座が34分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺1時間41分、△永瀬1時間34分。昼食の注文は渡辺王将が「与一和牛A5焼肉重」、永瀬王座が「特製・ビーフカレー」。対局は13時30分に再開します。
