12時30分、図の局面で永瀬王座が６分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺５時間21分、△永瀬５時間38分。昼食の注文は、渡辺王将が１日目と同じ「与一和牛A5焼肉重」、永瀬王座が「うな重定食」と「チョコレートロールケーキ」です。対局は13時30分に再開します。

与一和牛A5焼肉重。今日はミニデザートが付いている。

うな重定食とチョコレートロールケーキ。

ロールケーキをアップで。

図は11時45分頃の局面。佐々木慎七段に見解を聞きました。
「駒割りは銀桂交換で先手が得ですが、それよりも先手の歩切れのほうが気になります。少し渡辺王将が忙しい局面なのかなと。ここまで激しい局面が続いていますが、両対局者とも決め手を与えないような指し回しを見せているので、いったん局面が落ち着く可能性もありそうです」（佐々木慎七段）

佐々木慎七段が真剣に考えている。

那須与一は現在の那須郡のあたりと治めた平安時代末期の那須氏の武将。

黒羽名産の島田うどん。

両対局者が連日でジュースで味わっているとちおとめ。

こちらは新品種のスカイベリー。大粒だ。

イチゴのカレーもあった。

カラフルなきのこのセット。

極太のネギが格安だった。

10時半を回り、両対局者におやつが運ばれました。注文は渡辺王将が前日と同じ「苺（とちおとめ）ジュース」と「ブレンドコーヒー」、永瀬王座は「苺（とちおとめ）ジュース」と「ブレンドコーヒー」、さらに「和菓子と抹茶のセット」、「苺の練乳掛け」も追加しています。

苺（とちおとめ）ジュースとブレンドコーヒー。

和菓子と抹茶のセットと苺の練乳掛け。こちらは対局者の控室に提供される。

図は10時の局面。封じ手開封から比較的速いペースで７手進んでいます。局面は渡辺王将が攻めて、永瀬王座が受ける展開です。

渡辺王将が後手陣の急所をついた軽快な攻めを見せている。

永瀬王座は頑強な受けを得意とするので臨むところだろう。

１日目の指し手を再現する両者。

封じ手の開封前に封に異常がないことを両対局者に見せる。

開封。

切り離さず、5mmほど残して止めるのが中村流。

８時58分に封じ手の▲８二歩が読み上げられた。

渡辺王将が封じ手を着手する。

定刻の９時を待って対局が再開された。

永瀬王座はノータイムで△９三桂を着手。封じ手は予想通りだったようだ。

８時41分、永瀬王座が先に入室。

渡辺王将は48分頃入室。指し手再現の時間が考慮された絶妙のタイミングの入室だった。

記録係の廣森三段がアクリル板越しに１日目の指し手を読み上げる。

対局者が指し手を再現する。

８時58分に開封された封じ手は▲８二歩でした。

開封された封じ手。

おはようございます。
対局２日目のスケジュールです。

８時50分頃：前日の指し手再現
９時前後：封じ手開封、対局再開
10時30分：午前のデザート
12時30分：昼食休憩
13時30分：対局再開
15時：午後のデザート
以降、終局まで。

主催新聞社の公式Twitterを紹介します。
【スポニチ王将戦】
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現地の天候は晴れ。最高気温は６度の予報で１日目より少し暖かい。

渡辺王将が封じ手を記入するため隣室へ。中村修九段がスタンバイする。

18時３分頃、封じ手を書き終えた渡辺王将が戻って来た。

永瀬王座が封緘のサインを書き加える。

立会人に封じ手が預けられた。

駒が片づけられた。

対局１日目が終わった。

立会人に預けられた封じ手。

このあとは各自で夕食済ませて明日に備えます。
明日は９時に対局が再開される予定です。