駒を引いてチャンスを待つ 時刻は15時半を回りました。△4五歩までの消費時間は▲永瀬6時間25分、△藤井6時間24分(持ち時間は各8時間)2日目に入って、永瀬九段は駒を引いて耐えながら陣形を立て直して反撃の機会をうかがっています。先手番として消極的な展開といえますが、藤井王将の用意の作戦に対抗するには、先手番でも辛抱するしかないと見ているのかもしれません。 永瀬九段は駒を引いて勝負を急がない。