2019年2月

2019年2月 6日 (水)

黒羽は、江戸時代の俳聖・松尾芭蕉が『奥の細道』行脚の旅程中で最も長く(十四日間)滞在した地です。

Dsc_781001 (午前中に紹介した大雄寺のすぐ先に、芭蕉関連のエリア及び黒羽城址公園がある)

Dsc_7782 (こちらは旧浄法寺邸。黒羽滞在中の芭蕉は、門人だった黒羽藩城代家老・浄法寺高勝の邸宅に主に宿泊した)

Dsc_7779(黒羽滞在中も多くの句を詠んだ芭蕉。そこここに句碑が建てられている)

Dsc_7786 (竹林の中を通って、芭蕉の広場=黒羽城址三の丸に出る)

Dsc_7792 (芭蕉の広場には黒羽芭蕉の館があり、芭蕉や黒羽藩主大関氏に関わる資料が展示されている)

Dsc_7795 (芭蕉と、供をした門人・曽良のブロンズ像)

Dsc_7790 (広場には投句箱も設置されていた)

20190206b時刻は11時20分を過ぎました。久保王将が1手1手にじっくりと時間を使い、ゆっくりとしたペースで駒組みが進んでいます。まだ前例も多くある局面です。

Dsc_90011 (久保王将。ここまでの消費時間は1時間30分に達している)

Dsc_7737 (山門の先には、合掌する大きな観音様が)

Dsc_7763 (茅葺き屋根の総門。左右には回廊が伸びている)

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Dsc_7765 (本堂もやはり茅葺き。こちらは最近、携帯電話会社の某人気CMの撮影において寺子屋という設定で使われたという)

ホテルから徒歩圏内にある大雄寺(だいおうじ)を訪ねました。大雄寺は黒羽藩主だった大関家の檀那寺としての歴史を持つ、曹洞宗のお寺です。

Dsc_770401(山門へと続く階段)

Dsc_7710 (山門横には、十六羅漢像が並ぶ「ラカンの丘」がある。「羅漢」は仏教の言葉で、悟りを得た聖者のこと)

Dsc_7717 (羅漢様はそれぞれ表情豊かで、眺めていて飽きない)

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10時30分になり、両対局者に午前のおやつが出されました。注文は久保王将が「ベイクドチーズケーキ、ブレンドコーヒー」、渡辺棋王が「とちおとめジュース、ブレンドコーヒー」です。

Dsc_9075 (久保王将のおやつ)

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Dsc_9071 (渡辺棋王のおやつ)

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