2017年1月

2017年1月23日 (月)

尼崎城(築城1617年、廃城1873年)の城跡に整備された公園です。公園内には尼崎市立中央図書館があります。また本丸跡は尼崎市立明城小学校の敷地として利用されています。2016年12月、尼崎城天守の再建工事が開始されました。完成予定は2018年夏です。

Img_2474_k_siro01 (今月某日撮影。阪神尼崎駅の南側、庄下川のすぐ近くに位置する)

Img_2529_k_siro03 (奥には尼崎市立中央図書館)

Img_2483_k_siro02 (石垣と土塀が復元されている。周囲にはたくさんの松)

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_42ここまで郷田王将は、要所でまとめて長考。対する久保九段は小刻みに少考を繰り返して、図の局面での消費時間は▲久保2時間31分、△郷田3時間24分。駒組みだけで1日目が終えられそうです。
「今日は進んでもあと2~3手ですね。久保先生がどうやって打開するのかに注目です」(大盤解説中の北浜八段)

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Img_3764_1_oban1540a (本局がスローペースということで、15時40分の大盤解説会は七番勝負第1局が並べられていた)

Img_3801_1_oban1540b (ここで漫才コンビ、シャンプーハットのてつじさんが飛び入り参加。熱心な将棋ファンで、第65期王将戦七番勝負第5局の尼崎対局でも現地に訪れていた)

Img_3781_1_oban1540c (本局の検討に戻り、会場のお客さんに向けて次の一手問題が出された)

_32郷田王将は1時間30分以上をこの序盤戦に投入して、△2四歩と突きました。控室の桐山九段は「もう1手、何か指してもらおうということですか。自然にやるなら▲2七銀ですけど、そこでの応手を考えていたのだと思いますね。しかし以下△2三銀~△3二金と銀冠に組むのは、角を打ち込まれる隙が多いので指しにくいです。どういう構想なのか、これから考え始めます」とのこと。
この手を見た久保九段はいちごのショートケーキに着手。すぐに郷田王将もホットコーヒーに手を伸ばしました。

Img_3435_z_gouda (朝の郷田王将。瞑想で集中力を高めていた)

15時、両対局者におやつが運ばれました。注文は、郷田王将が「ホットコーヒー」、久保九段が「いちごのショートケーキ」と「ホットコーヒー」。

Img_3755_1_oyatu02 (ホットコーヒー)

Img_3747_1_oyatu01 (いちごのショートケーキ)

阪神尼崎駅から徒歩6分に位置する、高さ100メートルの超高層ホテルです。1993年に「ホテルニューアルカイック」として開業し、2011年に現ホテル名に改称しました。また、尼崎総合文化センターを構成する施設のひとつでもあります。
http://www.miyakohotels.ne.jp/archaic/

Img_3358_k_aruka (手前は尼崎総合文化センター、奥は都ホテルニューアルカイック)

尼崎総合文化センターでは昨日、尼崎こども王将戦が行われました。両対局者が視察に訪れて、参加していたお子さんに向けてメッセージを残しました。

Img_2604_0_ama01 (郷田王将は、優しく語り掛けるようにしてスピーチ)

Img_2620_0_amakubo (「負けることも大事。次に生かして」と久保九段)

Img_2618_0_ama02 (多くの参加者や保護者が、その言葉を聞きに集まっていた)

Img_2207_k_iseki00 (今月某日撮影。田能資料館は遺跡と同じ敷地内にあり、多くの出土品が保存されている)

Img_2143_k_iseki02 田能遺跡では多くの人骨が発見されましたが、その中でも装飾品類がともに埋葬されているケースは珍しいとのこと。白銅製釧(赤い台に展示)と碧玉製管玉(写真左)は兵庫県指定文化財に登録されています。

Img_2149_k_iseki04 日本における銅剣は大陸より伝来し、九州地方や中国・四国地方に多く分布するといわれています。その鋳型(赤い台に展示。こちらも兵庫県指定文化財)が田能遺跡で出土されました。近畿地方では初めての発見ということで、周辺地域でも青銅器製作が行われていたと考えられています。

Img_2187_k_iseki06 (石包丁など)

Img_2161_k_iseki05 (棺桶)

Img_2130_k_iseki01 (田能遺跡に向かう途中、歩道にはこのようなパネルが)

Img_3715_1_ha01 (再開3分前。両対局者はまだ戻っていない)

Img_3720_1_ha02 (先に着座したのは郷田王将。じっと盤上に集中している)

Img_3734_1_ha03 (すぐに久保九段も現れた。こちらはアゴに手を添えて考えるポーズ)

Img_3739_1_ha04 (対局再開からまもなくして、手が進んだ)