(今月某日撮影。田能資料館は遺跡と同じ敷地内にあり、多くの出土品が保存されている)
田能遺跡では多くの人骨が発見されましたが、その中でも装飾品類がともに埋葬されているケースは珍しいとのこと。白銅製釧(赤い台に展示)と碧玉製管玉(写真左)は兵庫県指定文化財に登録されています。
日本における銅剣は大陸より伝来し、九州地方や中国・四国地方に多く分布するといわれています。その鋳型(赤い台に展示。こちらも兵庫県指定文化財)が田能遺跡で出土されました。近畿地方では初めての発見ということで、周辺地域でも青銅器製作が行われていたと考えられています。
(石包丁など)
(棺桶)
(田能遺跡に向かう途中、歩道にはこのようなパネルが)