日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント(@shogi_mobile)では、1日目を千葉幸生六段、2日目を宮田敦史六段が解説します。アカウントをフォローしてご覧ください。棋譜コメントにも随時転載いたします。
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「将棋プレミアム」では、1日目と2日目を生中継します。1日目は無料、解説なし。2日目は有料、飯島栄治七段と貞升南女流初段が出演します。
【将棋プレミアム:生中継ページ】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/
現地では1日目と2日目の両日、大盤解説会が開催されます。東京・将棋会館と関西将棋会館は2日目のみ大盤解説会があります。
【現地】
1日目:3月1日(水)16時~18時
2日目:3月2日(木)10時~終局まで
場 所:佐渡グリーンホテルきらく
入場料:無料
出 演:田村康介七段
問合先:0259-66-4160(佐渡市教育委員会 社会教育課)
詳細はこちら。
【東京・将棋会館】
日 時:2017年3月2日(木)16時30分開場 17時開始
場 所:東京・将棋会館2階研修室
入場料:一般2,000円、各種割引あり
出 演:森内俊之九段、甲斐智美女流五段
問合先:03-3408-6167
詳細はこちら。
【関西将棋会館】
日 時:2017年3月2日(木)16時30分開場 17時開始
場 所:関西将棋会館道場
入場料:一般1,500円、各種割引あり
出 演:安用寺孝功六段、村田智穂女流二段
問合先:06-6451-0220
詳細はこちら(PDF)。
対局者のあいさつです。
3年連続でこさせていただきました。2年前は初めてでどんなところかドキドキさせていましたが、今回3回目になりまして、佐渡の景色が見えてきたときに「また佐渡に帰ってきたな」という感覚がありました。いつも温かく迎えてくださりありがとうございます。
佐渡は食べ物やお酒がおいしく、地元の方は温和な方が多いと思います。過去2回は雪が降りましたが、今回は快晴で気分よくこられました。歴史ある佐渡支部の皆さんもこられ、市の合併記念日に対局させていただくことになり、光栄に思う次第です。
将棋はわれわれ棋士が伝統文化として、多くの方に楽しんでいただきたい、広めていきたいということでやっておりますが、それもたくさんの方にご協力いただいているということです。佐渡市の発展や市民の皆さんのご健勝というのも、多くの方の協力や観光にきてくださる方の協力が必要ということで、将棋にも同じようなことがあるのではないかと感じました。
王将戦は伝統や歴史ある棋戦です。これまでに先輩がたが築き上げてきた戦いの歴史があります。自分なりに先輩たちに恥じないように頑張りたいと思っています。あとがありませんが、自分なりにできることを精一杯やりたいと思います。(以上、郷田王将)
佐渡は初めてですが、隣といいますか、粟島には1回いったことがあります。ある友人の奥さんが出身でして、そのときに佐渡の話をしてもらったことを覚えています。
今回初めてジェットフォイルに乗りましたが、佐渡汽船さんは最強だなと思いました。海の上なのに電車に乗っているような感じでした。今回は波が穏やかで、快適に乗っていました。乗り物に強いほうではないのですが、海を見ながら、穏やかな気持ちで向かえました。
明日からの対局ですが、一局一局、目の前の対戦に集中する気持ちで臨んでいます。しっかり準備してきたつもりなので、力を出しきれたらと思っています。(以上、久保九段)
「佐渡グリーンホテルきらく」で前夜祭が開催されました。
(主催者あいさつ 宮内正英・スポーツニッポン新聞社常務取締役編集担当)
この伝統と歴史、大自然の地、何よりブランド力のある佐渡で今年も王将戦の対局を開催できることを誇りに思います。王将戦のあとにも、4月に佐渡トキマラソン、5月には自転車の佐渡ロングライドもスポニチが主催していまして、春の訪れを市民とともに感じている次第です。今回はいうまでもなく、今期の番勝負のゆくえに直結する重要な対局です。大盤解説会が開かれますので、臨場感を感じてほしいと思います。
話は変わりますが、佐渡市長の三浦さんと私は旧知の間柄です。三浦市長は日刊スポーツの出身で野球記者をされていました。私も野球担当で同業他社です。ライバルであり、友人でもありました。ともに巨人を担当していました。負けず嫌いで、スクープ合戦で抜いたり抜かれたりするライバルでした。決着をつけようと思っていましたが、そうならないうちに終わりました。というのは、三浦さんが日刊スポーツの社長になられたからです。これでは巨人の取材どころではありません。
責務を務められたあと勇退されて、佐渡の市長選に出馬されました。当選が決まって電話をしたときに「社長と市長で、立場はどうですか」と聞いたら「日刊スポーツは1000人足らずの会社だけど、今度は全市民のお世話をしなければならない。プレッシャーは比べものになりませんよ」とおっしゃっていました。三浦市長とこうして再会できたことをうれしく思います。(以上、宮内常務取締役)
3年連続で王将戦ということですが、昨年は対局ではなく、郷田王将の防衛のお祝いイベントで大変盛り上がったと聞いています。2年前のときはハプニングがあって、前日に佐渡へ行けませんでした。今回は波も穏やかで天気よく無事に佐渡に着いてホッとしています。明日からの対局を堪能してくださればと思います。今日は両津港に着いたころから温かく歓待してくださいまして、両対局者も心からいい将棋を指そうと思ったのではないかと思います。
佐渡市のアマ王将戦の表彰式が行われましたが、優勝した山田さんに10年ほど前に対局して負かされたことがありました。それでいまも第一線として活躍されていることはすごいです。これからも活躍を期待しておりますし、ほかの皆さまには打倒山田で精進してくださればと思います。
昨今はよきにつけ、あしきにつけ、将棋連盟が取り上げられることが多いです。最年少棋士や外国人女流棋士の誕生など明るい話題もありますが、そうではない話については申し訳なく思います。将棋という伝統文化を広げていき、将棋を通じて歴史や伝統、マナーなどを学んでくださればと思っています。今回4回目の佐渡対局、現代屈指の好カードです。お楽しみいただければと思います。(以上、佐藤常務理事)
私も3回立ち会わせていただきましたが、いちばん天気がよかったと思います。昨年は郷田王将を囲む会を開いて、観光のほかに講演してくださいました。母親がやっていた洋服屋のお客さんから将棋や囲碁を手ほどきしていただいて、へたですけど楽しめています。明日からの対局に立ち会わせていただけるということで楽しみですし、おふたりの健闘をお祈りしています。(以上、小川社長)
私も今日の天気ホッとしています。今年8月に大相撲の巡業が行われます。その調印式が先日行われたのですが、ものすごく荒れた日でジェットフォイルが動かず、フェリーも遅れました。調印にこられた千田川親方はどでかい体で「死にそうだった」とおっしゃっていました。
佐渡市についていいますと、3月1日は合併記念日でして、明日が14年目の初日となります。そうした中で王将戦ということで、なにか因縁めいたものを感じます。明日から熱戦を楽しみにしています。子どもたちの普及などで大きな効果になるのではと思います。
宮内取締役が私をほめてくださりましたが、実際は記者としては負けた記憶が強いです。いずれにしても、将棋の場でこうして会えたことはうれしく思います。(以上、三浦市長)