2014年3月

2014年3月12日 (水)

三瓶温泉の泉温は40度前後と低く、加熱して利用しているところが多い。鉄分が多く含まれ、酸化鉄の赤色が湯に出ている。さんべ荘には露天風呂や釜風呂など、男女合わせて16種類がある。夜の露天風呂は最初こそ寒かったが、しばらくすると体の芯から温まってくる。温泉から上がったあとも体はポカポカだった。

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さんべ荘のロビーには石見神楽の衣装が飾られている。中央の竜のようなものは大蛇。石見神楽の主要演目にも「大蛇(おろち)」がある。
以下は観光パンフレットより。
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■石見神楽
軽快なお囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華な衣装と表情豊かな面を身につけて舞う、島根県西部の石見地方に古くから伝わる伝統芸能です。その年の豊作や豊漁に感謝して神様に奉納する祭礼の時期だけでなく、1年中石見各地で上演されています。
演目は「古事記」や「日本書紀」をベースにしたものなど約30種類。石見神楽は「神事」でありながらもエンターテインメント性が強く、ストーリーも明解なのが特長です。心躍らせるお囃子と迫力ある勇壮な舞に、自然と神話の世界へと誘われます。

■大蛇
高天原(たかまがはら)を追われた須佐之男命(すさのおのみこと)は、ある日嘆き悲しむ老夫婦と稲田姫に出会います。理由を尋ねると、老夫婦の7人の娘が毎年現れる八岐の大蛇に襲われ、最後に残った稲田姫も狙われているとのこと。一計を案じた須佐之男命は、毒酒を飲ませ酔ったところを退治します。そのとき、大蛇の尾から出てきた剣を「天村雲剣(あめのむらくものつるぎ)」と名付け、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に捧げ、稲田姫と結ばれます。

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対局が再開して渡辺王将が1手指した。「次は長考になるでしょうね」と近藤六段が話す。鈴木八段は色紙に詰将棋を書いている。しばらく考えて頭の中で図面を作り、いざ筆を持つ。「あれ、5マス必要だったな」

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13時28分、羽生三冠が入室し腰を下ろす。続いて渡辺王将が姿を現した。ほどなく「時間になりました」と梶浦三段の声。渡辺王将は扇子を広げてはたはたとあおぎ、目をつむって眉間にしわを寄せる。羽生三冠は腕組みをしてうつむいていた。

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12時30分、図の局面で昼食休憩に入った。渡辺王将が先に手を変え、第3局とは異なる進行になっている。昼食は渡辺王将が天丼、羽生三冠が割子そば。そばは三瓶そばで、さんべ荘で作られた手打ちのもの。ねぎやわさびの薬味のほか、大根おろしととろろが付いている。対局再開は13時30分。

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島根県のご当地キャラクター「しまねっこ」はゆるキャラグランプリ2013で10位の実力者。大田市のキャラクター「らとちゃん」は123位。某九段を思い出させる順位である。「全部で千数百あるらしいですから、A級ですよ」鈴木八段。どちらもロビーの売店で見かけることができる。

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(い、今です……)