2014年1月

2014年1月24日 (金)
2014年1月23日 (木)

王将戦第2局では、2日目の24日に現地と大阪で大盤解説会が行われます。皆さまお誘い合わせの上、足をお運びください。

■現地大盤解説会
日時:1月24日(金)午前9時から対局終了まで
会場:ホテル花月/2F特別会場(大田原市黒羽向町2)
 ※地図はコチラ
入場料:
 一般3,000円(昼食付き、税込み)
 ※観戦のみ1,000円(税込み)
 ※高校生以下は無料(但し、昼食は別料金)

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■第63期王将戦 大盤解説会 in スポニチプラザ
日時:1月24日(金)14時~終局まで(予定)
会場:スポニチプラザ大阪 1F ☆アクセスはこちら
入場料:無料
定員:30名程度
解説者:福崎文吾九段
聞き手:香川愛生女流王将
お問い合わせ:スポニチプラザ大阪 06(6244)2311

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封じ手について、佐藤義八段と佐藤秀七段に予想を尋ねた。佐藤義八段は▲3六銀(A図)を挙げる。

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「△2四飛が利くかどうかがポイントです。この筋を防ぐ必要があるかどうか。大丈夫と見れば▲3六銀とは指さないと思いますが」(佐藤義八段)
▲3六銀は△2四飛に▲2五銀を用意している。▲2五歩と歩を使わされる展開を避けるものだ。一方、佐藤秀七段は▲7九玉(B図)を候補として挙げた。

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「どこで本格的な戦いになるかがポイントになるでしょう。互いの銀がどう働くかで形勢が動くと思います」(佐藤秀七段)

2日目は明日24日9時から行われる。

17時30分過ぎ、「封じ手の準備を始めたね」と関係者の声。モニタを見ると、記録係の梶浦三段が長机の上で何かを書いている。どうやら封じ手のための図面を作っているようだ。現在の手番は羽生三冠。17時41分、羽生三冠は額に手をやり「そっか……」とつぶやいた。

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16時40分ごろ、控室では佐藤秀七段が継ぎ盤に向かい、その様子を佐藤義八段が後ろから見ている。先手の羽生三冠側を持って「何を指せばプラスになるのかわからない」と佐藤秀七段。現状は先手が1歩得だが、角の活用に課題が残っている。後手のほうが動きやすい形のため、何を指すか慎重にならざるを得ない。

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(栃木県の名産品「とちおとめ」)

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「仁徳天皇(313~399年)時代の創立で、さらに延暦年中(782~806年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が応神天皇を祀って八幡宮にしたと伝えられています。その後、那須氏の崇敬篤く、那須氏没落の後は黒羽(くろばね)城主大関氏の氏神としてあがめられ、天正5年(1577年)には大関氏によって本殿・拝殿・楼門が再興されたと社記は伝えています」(那須神社|大田原市観光協会(栃木県)より)

那須神社は独特の意匠が評価され、昨年10月には重要文化財へ指定するよう答申されている。

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平安時代末期の武将・那須与一は、現在の那須郡那珂川町で生まれたとされる。元暦2年(1185年)2月、屋島に陣を構える平氏との戦いにおいて、扇の的を射落としたエピソードはあまりにも有名。

「与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。 小兵といふぢやう、十二束三伏、弓はつよし、浦響くほど長鳴りして、 あやまたず扇の要ぎは一寸ばかりおいて、ひいふつとぞ射切つたる。 かぶらは海へ入りければ、扇は空へぞ上がりける。 しばしは虚空にひらめきけるが、春風に一もみ二もみもまれて、海へさつとぞ散つたりける。夕日のかかやいたるに、みな紅の扇の日出したるが、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られければ、 沖には平家、ふなばたをたたいて感じたり、陸には源氏、 えびらをたたいてどよめきけり」(『平家物語』より)

道の駅・那須与一の郷は、さまざまな施設を集めた道路施設。施設の屋根が扇型という点が大きな特徴だ。「那須与一伝承館」では、与一や那須氏に関する資料を見ることができる。

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