(旧伊藤伝右衛門邸から車で10分ほど、のがみプレジデントホテルで15時から大盤解説会が始まった)
(登壇する前に森下九段があいさつ)
(開始から5分。70人以上のお客さまが来場している)(吟)
図は55手目▲5五歩の局面。岩根女流三段が歩をたくさん突き捨てて戦線を拡大しています。1筋から3筋は後手玉への攻め、▲5五歩は△6六角を防ぎながら歩が使える筋を増やす意味があります。(銀杏)
(6月らしく、アジサイが生けられている)
(継ぎ盤で検討する森下九段。見解は居飛車持ちだ)
(森下九段と室田女流二段は、このあと大盤解説会場に向かう)(吟)
(午後のおやつ、里見女流王位の注文はチョコレート盛り合わせとアイスオーレ)
(岩根女流三段はシフォンケーキ(キャラメル)とアイスコーヒーを注文)
(塚田女流2級にはレアチーズケーキとロイヤルミルクティー(アイス)が運ばれた)
(吟)
13時30分、岩根女流三段が▲3五歩と仕掛ける。千日手の筋を回避した格好だ。
(のがみプレジデントホテル」から戻った森下九段と室田女流二段は▲3五歩と仕掛けた継ぎ盤を見る)
▲4六銀に里見女流王位が△7四飛と寄る。7六の歩を受けるために、▲8八角と引くのは△8四飛で△8六歩を狙う。△8四飛▲7七角△7四飛▲8八角……となれば千日手コースだ。
(本局は千日手になるのかどうか)
(12時55分の対局室)
(13時、「時間になりました」と塚田女流2級の声に「ハイ」と短く応じて、△5三銀を着手する里見女流王位)(吟)
(先手の岩根女流三段側から見た盤面。▲9八香で昼食休憩)
里見女流王位の注文は行楽弁当(茶碗蒸し、お吸い物付)。
岩根女流三段は茶寮弁当(茶碗蒸し、お吸い物付)。
(旧伊藤伝右衛門邸の食堂)
▲9八香に里見女流王位が11分使って昼食休憩。消費時間は▲岩根女流三段1時間41分、△里見女流王位1時間。対局は13時に再開される。
(両対局者は検分前に色紙や平箱に揮毫を行った)
(里見女流王位)
(岩根女流三段)