「△9六歩▲7四歩に△8四飛は▲8五歩△同桂▲5五銀の可能性があるので、シンプルに△9七歩成▲7三歩成△8四飛と捌きあってどうか。以下▲6三と△8八飛成▲7二飛成△3五桂▲6四と(参考図)が予想され、先手は金を取れば受けがきく形です。駒得の先手が厚そうですね」(長岡裕也四段)
曇天の中、すでに約100名のファンの方が詰め掛けた
明快な鈴木八段の解説。本局を初手から振り返る。ミニ中飛車講座にファンの方も熱心に聞き入っている
(吟)
青野照市九段も検討に加わった
16時からの大盤解説に備え、厳しい表情で検討する鈴木八段とそれをじっと見つめる聞き手の久津女流初段
前女流王位で、今期も挑戦者決定戦まで進出した石橋幸緒女流四段(LPSA所属)も控え室を訪れて検討中
5月10日に組まれた北海道新聞の特集記事。中村修九段と豊川孝弘七段による対談が中心となっている
対局場の「京王プラザホテル札幌」からは徒歩で15分~20分ぐらいのところにテレビ塔がある
大通公園
札幌駅から徒歩2~3分のところに対局場の「京王プラザホテル札幌」がある
札幌市内には修学旅行生が数多く見られた。
14時のおやつ。清水がティラミスモンブランとカフェオレ
甲斐はグランカラクとレモンティー
「(47手目)ここから△2二玉▲5八金△3二金▲6八角△8四飛として、▲7五歩△同歩▲同飛に△6五歩(参考図)の反撃をみせるのが有力でしょうか。先手としては、後手が矢倉の△2二玉型なので角のラインと▲3七桂型で駒組みするのも有力でした」。 (長岡裕也四段)
大竹竹風作としたためられている王将
菱湖書と書かれた玉将
札幌といえば時計台
時計台の目の前には本棋戦主催紙の北海道新聞社の社屋がある
対局室となっている蒼樹庵
対局室は20畳もある
奥に連続静止画を映し続けるカメラが設置してある