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2022年6月 7日 (火)

挑戦者から見た対戦成績

挑戦者の西山白玲・女王は奨励会に入って棋士を目指していましたが、昨年4月1日付で女流棋士に転向し、1年2ヵ月が過ぎました。奨励会員時代にも一部の女流棋戦に出場でき、里見女流王位から見た対戦成績にはその間の対局も含みます。その数字はそれで意味がありますが、ここでは西山白玲・女王の女流棋士転向後となる比較的直近のデータにスポットを当ててみました。

西山白玲・女王の通算成績はあくまでも女流棋士になってからの女流棋戦に限ったものとなり(今朝の時点で38勝14敗、勝率0.731)、西山白玲・女王視点の対戦成績もその中の数字となります。

Table1(表はクリックすれば少し大きくなります)

表のとおり、最近は里見女流王位が押していますが、目を引くのが短期間での対戦数の多さでしょう。昨年10月から12月にかけては2棋戦の番勝負を並行して戦っていました。いまも女流王位戦だけでなく、マイナビ女子オープンの五番勝負(西山女王の防衛戦)が継続中で、今後も次々に対戦が増えていくと予想されます。

Asa13 (一時は両者で八大タイトルを分け合う。現在もトップ2として女流棋界を牽引)

(飛龍)

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