対局再開
対局再開の一着は▲6六角でした。自陣の角を移動して中央を手厚くしていますが、後手の攻め駒が当たりやすくもなっています。控室の武市七段は△5五銀打を候補手に挙げました。
(再開直前の渡部女流王位。里見女流四冠よりも先に対局室入り)
(昼食前に考慮を続けていた里見女流四冠は、12時50分に戻ってきた)
(再開の合図から3分ほど読み直し、渡部女流王位が47手目▲6六角を着手した)
■Twitter解説■
阿部健治郎七段>▲6六角は当たりが強くなるので浮かびにくい手です。玉を広くしながら、端攻めを含みにしています。▲6六角に代えて、▲4五桂も普通の手でした。以下△同銀▲3三角成△同金▲4五銀(変化図)となりますが、駒と手番を渡すので指しにくそうです。(互角)
(虹)