「旧伊藤伝右衛門邸」は、旧長崎街道に筑豊の炭鉱王として知られる伊藤伝右衛門の本邸として明治30年代後半に建造。4つの居住棟(南棟、北棟、西棟、繋棟)と3つの土蔵からなり、大正初期、昭和初期に幾度の増改築が行われました。敷地面積は約7,500平方メートル(約2,300坪)。池を配した広大な回遊式庭園を持つ近代和風住宅で、和洋折衷の調和が取れた美しさが魅力です。柳原燁子(白蓮)が伝右衛門の妻として約10年間過ごしたゆかりの地であり、飯塚市の有形文化財として指定されています。
(国の名勝に指定れている回遊式庭園)
(夏芽)