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2014年5月21日 (水)

終局直後

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Img_1773防衛に王手をかけた甲斐女流王位。

【甲斐女流王位インタビュー】

―― 本局は受ける展開になりましたが、中盤の分かれはいかがでしたか。
「序盤で▲3六歩~▲5五歩(27手目)と突いていったのはちょっとリスクが高いかとも思ったのですが、やってみたかった手でした。本譜は△7五歩(36手目)を▲同歩と取ってから後手の攻めを呼び込んでしまう展開になって、そのあたりの指し方がおかしかったかなと思いながら指していました」

―― ▲1五歩(61手目)と反撃したあたりはいかがでしたか。
「そこまでずっと受けに回る展開でしたので、ちょっと足りないかなと思っていました」

―― どのあたりで手応えを感じましたか。
「▲8二飛(71手目)と打った局面で、はっきりした相手の勝ち筋が見えなかったので。その後△6二銀を見て、良くなったかなと思いました」

Img_1789清水女流六段は淡々と対局を振り返った。

【清水女流六段インタビュー】

―― 攻める展開でしたが、仕掛けたあたりはいかがでしたか。
「後手番としては右桂がさばけたので、忙しいとは思いますがまずますかと。ただ、決めにいったんですが、ちょっとはっきりした手順が分からないまま指してしまったので……」

―― ▲1五歩と反撃されたあたりはいかがですか。
「その前に何か決めるところがなかったかと。端を突かれたところでは、大変になっていると思います」

(八雲)

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