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2011年6月

2011年6月21日 (火)

午後のおやつ(2)

15時となり、甲斐におやつが出された。注文はチョコレートケーキとレモンティ。

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(若葉)

挑戦者、盛り返す。

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先手の甲斐が快調に指し手を進めている。
49手目▲6一飛成の局面は先手の桂損だが飛車の働きが大差。解説陣も一様に先手良しの評価だった。


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しかし50手目△5一金打が脇八段も指摘していた粘りある指し手。▲9一竜には△6二飛とさばく狙いだ。Twitter解説の豊島六段も「△5一金打はいい粘りに見えます」。


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局面は51手目▲6七竜まで進んでいる。どうやら清水が差を詰めたようだ。


【Twitter解説】

神谷七段 >> ▲9一龍は△6二飛がいやで▲6七龍ですか。しかし、これはかなり大変に見えます。なにかこのシリーズは不利になったほうが猛烈な頑張りで追い上げていく将棋が目立ちます。どちらが不利でもそうです。

(若葉)

色紙 その2

午後には脇八段が揮毫。
この色紙も、徳島新聞の文化社会事業団によるチャリティー販売に出展される予定となっている。

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(若葉)

午後のおやつ(1)

14時30分、清水に午後のおやつが出された。注文は桃のケーキとミルクティ。通常は15時なのだが、清水の希望で早めに出されることになった。
甲斐のおやつは通常通りに出される予定となっている。

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(若葉)

対局場周辺(3) ― 徳島城跡 ―

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徳島中央公園内には、徳島城の史跡がある。
1585年(天正13年)に豊臣秀吉が四国を制圧後、阿波国の領主に任命されたのは蜂須賀家政。国の中心として、かの地に徳島城を築城した。徳島の伝統芸能である「阿波踊り」の起源には諸説があるが、徳島城落成の祝賀記念で踊ったのが始まり、という説もあるようだ。

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(蜂須賀家政公)


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(堀には豊かな生態系があるようだ)


(若葉)

甲斐女流王位、決断の攻め。

昼食休憩前に指された40手目△7四歩は相手の攻めを催促した一番強気な一手。
その手に呼応するかのように、甲斐は休憩を挟んでの長考で▲6五桂からの攻めに踏み切った。
Twitter解説でも指摘されていた攻めだ。


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【Twitter解説】
豊島六段 >> ▲6五桂でいきましたね。△8八角成▲同銀△7五歩▲7三桂成△同桂▲6四飛△7六歩▲6一飛成△5五角▲4六角となれば先手はっきり良さそうです。

神谷七段 >> 桂でしたね。対して角交換を避ける△4四歩は▲7三桂成~▲6四飛があります。ですので△8八角成▲同銀△6二飛でしょうか。しかし、その局面はいろいろ技がありそうです。

所司七段 >> 休憩再開後は▲6五桂でした。次は▲7三桂成があります。ここで△7五歩が入るかどうか。以下▲2二角成△同玉▲7三桂成△同桂▲6四飛△7六歩▲6一飛成は先手指せそう。すると△8八角成▲同銀△7五歩ですが、これでも▲7三桂成の決戦はありそう。


(若葉)

対局場周辺(2) ― 徳島中央公園 ―

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(若葉)

対局場周辺(1) ― 徳島中央公園 ―

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(JRの線路を挟んでホテルの反対側に位置する徳島中央公園)


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(緑豊かなこの公園は、市民の憩いの場となっている)

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(この公園には動物たちも多く集う)


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(若葉)

対局再開

13時となり、対局が再開された。
手番は甲斐。勝負所の局面で、再開後も考慮が続いている。


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(両者を待つ脇八段と藤原二段)


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(先に現れたのは清水女流六段)


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(甲斐女流王位もほどなくして入室)


(若葉)

対局室(2)

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(本局の棋譜。記録係はこのように同じものを2枚用意する)


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(ストップウォッチで一手一手消費時間を計る。奥に見えている用紙は残り1時間を切ったときに使用されるもの。1~60まで数字が書かれており、1分消費するごとに60から順に消されていく。数字がそのまま残り時間を表す)


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(序盤はハイペースで指し手が進んでいたが、中盤にきて両者ともに時間を使っている。午後からはさらに進行が遅くなるのだろう)


(若葉)

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