10時半、対局者のおやつが運ばれた。清水女流王位は「シフォンケーキ(ブルーベリークリーム)、ロイヤルミルクティー」。甲斐女王は「フルーツヨーグルト、ハーブティー」。対局場の雰囲気に合わせてか、味のある陶製の器に盛られていて、どちらも美味しそう。和の器は日本家屋の陰に映える、という谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』の一節を思い出す。
(シフォンケーキ(ブルーベリークリーム))
(フルーツヨーグルト)
今回のおやつを提供するのは、カフェバー&キッチン「ちろりん村とくるみの木」。対局場からは歩いて1分。洋風のかわいらしい建物のお店である。
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