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終局後、まずは局後インタビューが行われました。
【斎藤慎太郎七段】
――本局を振り返って。
斎藤 序盤、中盤と指しにくい印象になってしまいました。ただ玉が見えるよう、実戦的にねばれたのか。形勢は最後までよく分からなかったですね。
――2連勝となりました。第3局に向けて。
斎藤 いままでどおり、しっかりと将棋を指したいなと思います。
【中村太地王座】
――本局を振り返って。
中村 夕食休憩明け(69手目▲4七金)あたりは、こちらがよくなる手が何かありそうな気はしていたのですが、どれも際どくて。玉がずっと動く展開になって、終盤で間違えてしまった感じですね。
――第3局に向けて。
中村 盤上に集中して、しっかりやりたいと思います。
七番勝負第4局は138手で斎藤七段の勝ちとなりました。終局時刻は22時17分。消費時間は▲中村4時間59分、△斎藤4時間59分。斎藤七段が対戦成績を2勝0敗とし、タイトル奪取まであと1勝としました。第3局は10月2日(火)、宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」で行われます。
(飛龍)