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17時20分、7七の地点で清算し▲7七同銀の直後のモニター。「△5四桂にはどうするんだろう」(三枚堂四段)。「▲3六飛かな、▲4五飛かなぁ」と高見五段。
(羽生王座は額に手を当て考える。佐藤八段は体を前後に揺らして考えている)(吟)
図は△3四銀▲5五角△7七歩と垂らした局面。渡辺棋王と阿久津八段の検討では図から▲7七同桂△同桂成▲同金と清算して先手ペースと見ている。「△3四銀と出た手が飛車の横利きを止めてどうだったか」と渡辺棋王。「手順をつくしても後手が苦しそう」と阿久津八段。
渡辺棋王と阿久津八段の検討を中原名誉王座と塚田九段が見つめる。なんとも豪華な控室。
(吟)
(中原誠名誉王座が控室へ。まっすぐモニターを見る) 「名誉王座」は、王座位を連続5期または通算10期獲得で資格を得られます。現在、名誉王座の資格を有しているのは中原名誉王座、羽生名誉王座の2人しかいません。中原名誉王座は通算16期(棋戦優勝時代を含む)。【中原 誠 永世十段・名誉王座 誕生へ】http://www.shogi.or.jp/topics/news/2007/08/post_131.html
(自然流の異名を持つ中原誠名誉王座。本日が誕生日。1947年生まれなので68歳を迎えた)
(控室は2部屋用意されており、こちらは若手棋士が検討している部屋とは別の部屋)(吟)
中村太地六段と永瀬拓矢六段が控室を訪れ、さっそく継ぎ盤をはさむ。続いて佐藤紳哉六段、三枚堂達也四段も控室に。15時30分を回り控室は検討陣は豪華になってきた。
(中村太地六段は第61期五番勝負の挑戦者)(吟)
おやつの注文は羽生王座がベイクドチーズケーキとレモンティー。
佐藤八段がショートケーキとアイスカフェオレ。
※おやつの写真は対局者と同じメニューを注文し撮影したものです。(吟)
(継ぎ盤をはさむ渡辺棋王と阿久津八段。2人は奨励会同期入会)
(高見泰地五段が訪れ、阿久津八段の後ろから控え目に継ぎ盤を見る)
(高見五段が差し入れてくれたクランチ)(吟)
(午前中(撮影時)は曇っていたが、午後は快晴になった)
(渡辺明棋王が「横浜ロイヤルパークホテル」を来訪。観戦記を担当する柳瀬さんと談笑しながらモニターを見る)
(渡辺棋王は第51期五番勝負第5局、第59期五番勝負第2局と2度「横浜ロイヤルパークホテル」で対局している)
(渡辺棋王が洋菓子の詰め合わせを差し入れてくれた)(吟)
(対局が再開してすぐに▲6八銀を着手する羽生王座)
(着手後も考え続ける羽生王座と本局の日本経済新聞観戦記を担当する英文学者の柳瀬尚紀さん)
(佐藤八段はカメラマンが退室した13時3分頃に対局室に戻った)(吟)
(対局室を記録机側から撮影)
(先手から見た盤面。△2三銀と上がったところで昼食休憩)(吟)