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△2三銀に羽生王座が21分使って昼食休憩に入った。消費時間は▲羽生王座1時間19分、△佐藤八段1時間18分。対局は13時に再開される。
羽生王座の昼食注文はチキン照り焼き御膳とグレープフルーツジュース。
佐藤八段の昼食注文はちらし寿司とアップルジュース。
※食事の写真は対局者と同じメニューを注文し撮影したものです。(吟)
帆船日本丸は1930年に建造され、外航商船の船長を目指す若者の訓練に、太平洋を中心に航海してきた。1984年に新たな日本丸が建造されたのを機に54年間、地球を約45周する距離を航海し、11000人ほどの実習生を育てた。練習船としての使命を終えた日本丸は横浜市が管理することになり、現役当時のまま保存されている。
(外は雨があがったが、ときおりポツポツと落ちてくる程度。風は強い)
(吟)
▲1七桂から△7五歩▲同歩△6五桂と跳ねた局面。午前中からすでにのっぴならぬ局面に突入している。控室の阿久津八段は「午前中は進んでもあと2~3手。考えがいのある局面です」と話す。桂を取りにいく▲6六歩は△7七歩から攻められるのでリスクがあって指しにくい。
(モニターを見る阿久津八段)
(「ん? 撮ってんの」と視線を向けるお茶目な阿久津八段)(吟)
羽生王座が▲1七桂と跳ねた局面。前例は一局しかなくなった。▲豊島将之七段-△松尾歩七段(当時)戦(2014年12月・B級1組順位戦)で▲1七桂に△7五歩▲同歩△8八角成▲同銀△5四飛と進行している。「ここは前例が1局なので、時間を使うでしょう」と塚田九段。「羽生さんはこの▲1七桂がやりたかったのでしょうね」と阿久津八段。
(序盤のポイントとなる桂を跳ねた羽生王座)(吟)
図は佐藤八段の△5二玉に羽生王座が▲5八玉と立った局面。後手は△8四飛・△5二玉型を採用した。佐藤八段の今年度成績は20勝4敗(0.833)の高勝率。その原動力が横歩取りで後手を持ったものだ。
(駒を並べ腕を組む佐藤八段)(吟)
(先に対局室入りしたのは佐藤八段。8時44分の入室だった)
(羽生王座は52分に対局室へ)
(羽生王座が駒袋を開け駒が並べ始められる)
(注目の振り駒。羽生王座の振り歩先で行われ、歩が3枚。今シリーズは第1局・第3局の奇数局が羽生王座の先手。第2局・第4局の偶数局が佐藤八段の先手に決まる。第5局までもつれ込んだ場合はあらためて振り駒が行われる)(吟)
(定刻の9時、一礼して第1局が開始された)
(振り駒の結果、羽生王座の先手に決まった。初手は▲7六歩)
(タイトル戦初登場の佐藤。2手目△3四歩を着手する)
(▲7六歩△3四歩と進行し、羽生王座は湯呑みを手にひと息つく)(吟)
おはようございます。本日もよろしくお願い致します。写真は対局室からの景色。今朝の横浜は雨が降っている。
王座戦第1局はニコニコ生放送がございます。解説は先崎学九段、聞き手は本田小百合女流三段が務めます。事前にアカウントを取得の上、お楽しみ下さい。解説は13時からになります。【ニコニコ生放送 王座戦第1局】http://live.nicovideo.jp/watch/lv232382462(吟)
日時 9月2日(水)18時開始会場日経東京本社2階「SPACE NIO」 (現地での解説会はありません。満員の場合、入場をお断りすることがあります)入場料 無料※立ち見になる場合がありますので、ご了承ください。
出演 森内俊之九段、加藤桃子女流王座・女王問い合わせ先TEL:03-6256-7682
(王座戦第1局をお楽しみに)(吟)
(検分前、羽生王座は外を眺める)
(両対局者が揃い、予定の18時より5分ほど早く検分開始)
(羽生王座)
(タイトル戦の舞台は初となる挑戦者の佐藤八段)
(関係者より「今回が新しい座布団のデビュー戦となります」と説明されると一同が笑顔に。座布団が厚すぎる可能性もあったため、これまで使用されていた座布団も用意はしてあった)
(振り駒のリハーサルまで行って、対局検分は5分ほどで終了した)このあと関係者は夕食会会場へ向かった(写真撮影はありません)。(吟)