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16時20分ごろ、山内敦貴3級(15歳、長岡裕也五段門下)が来訪。控室に入る前、「奨励会員の山内です。今日は勉強させていただきにまいりました。よろしくお願いします」と元気よくあいさつをしていました。山内3級は山梨県在住の奨励会員で、前期第5局の控室を訪れた当時は5級でした。
(山内3級)
(プロの検討を少し離れた位置から見ている)
(山内3級の差し入れ。「とてもおいしい」と大好評だった)(牛蒡)
図から△8四銀▲同飛△8三歩と進みました。▲8三同飛成に△7三飛とぶつける狙いと思われますが、先手の飛車もさばけます。△8四銀は控室でも予想されておらず、佐藤紳六段は「後手自信がない展開だと思います。羽生さんにどのような用意があるのか、真意をはかりかねています」と話しています。
(16時、ニコニコ生放送に電話出演する佐藤紳六段)(牛蒡)
常磐ホテルでは15時から大盤解説が始まっています。解説会情報はこちら。
(解説は行方八段)
(聞き手は室谷女流初段)
(現在の研究会事情について話す。解説会はそこでしか聞けない話も多い)
(牛蒡)
対局者のおやつです。豊島七段はチーズケーキとアイスレモンティー、羽生王座はフルーツ盛り合わせとホットレモンティー。
(チーズケーキ)
(サンつがる=りんご、南水=梨、マスクメロン)
※対局者と同じメニューを別途注文して撮影しました。
14時25分、香川愛生女流王将が控室へ。室谷女流初段と検討しています。
(香川女流王将)
(香川女流王将は中村修九段門下)(牛蒡)
図は36手目△6五歩の局面。豊島七段が長考に入りました。「まずはじっと▲1六歩を検証しています。後手が振り飛車のさばきを完璧に押さえこむのは簡単ではなさそうです」と佐藤紳六段。佐藤紳六段と室谷女流初段の検討は、図から▲1六歩△6三銀▲7七歩に(1)△6四銀▲5四歩△同歩▲同飛△7四飛▲4八角(参考図)。以下(a)△7三桂は▲5二飛成△同金▲8四金が厳しく、(b)△5五歩の捕獲作戦も▲7五角でさばきを狙う順があります。図に戻って▲1六歩△6三銀▲7七歩に(2)△7五歩も▲5六飛△6四銀▲8六飛が飛車の成りこみを狙う手になります。
(佐藤紳哉六段)
(室谷由紀女流初段)(牛蒡)
(13時1分、羽生王座が対局室に戻る)
(その1分後に豊島七段)
12時になり、図の局面で昼食休憩に入りました。昼食休憩までの消費時間は▲豊島1時間11分、△羽生1時間30分(持ち時間、各5時間)。昼食の注文は豊島七段が五目チャーハンとグレープフルーツジュース、羽生王座が国産うなぎ蒲焼重とホットコーヒー。対局は13時に再開します。
(五目チャーハン)
(国産うなぎ蒲焼重)
※対局者と同じメニューを別途注文して撮影しました。(牛蒡)
(右側の部屋が九重)