図は9時45分頃の局面。
角換わりの定跡形ですが、後手が△7四歩を保留して隙の少ない構えで受けに専念する態度を見せれば、先手は▲6六歩を保留して対抗するのがこのところ主流となっている手順。△7三桂~△6五桂の不安がないのであれば、▲6六歩を突く必然性がないという意味がありそうですが、他にも水面下に深い意味が潜んでいそうです。
(9時20分頃の控室。左から観戦記の河口俊彦七段、新聞解説の西尾明六段、ニコニコ生放送解説の野月浩貴七段)
10時現在、局面は早いペースで進んでいますが、定跡形とあって控室はのんびりとしたムードです。
(八雲)