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本日、将棋会館での対局を終えて、控え室に駆けつけた森内俊之九段。
森内九段と谷川九段のツーショット。
(吟)
局面も激しくなり、モニター画面を見つめる人が多くなってきた。
▲4八玉と上がった局面で数人の棋士に形勢を聞いてみた。
「難しすぎて、まだ判断がついていません。ただ羽生王座の方を持って良い攻めがないか考えたいですね 」松尾歩七段。
「形勢は難しいのですが、攻めを考えるのが好きなので後手を持ちたいです」佐藤紳哉六段。
「形勢は難しく分からないですね。ここにきて一手一手が難しいのは珍しいのではないでしょうか」勝又清和六段。
「ここでは後手を持ちたいですね。先手は角・金の働きが悪く、どんどん攻め込まれる形です。飛車交換になったら先手陣はひとたまりもなさそうです。いきなり△1六香▲同香△1七歩と言った手も非常に気になります」(宮田五段)。
佐藤紳哉六段も来訪。控え室はすごい熱気だ。
先手としては形は悪いが歩得を主張したい。後手は先手陣をペチャンコにしたまま押し切りたい。ギリギリの攻防のようだ。
大盤解説会場への来場者は320名、立ち見のお客様は100名。
明快な康光流の解説。聞き手は上田初美女流二段。
▲9八歩がモニターに映ると「後手は元気が出たのではないか」の声。控え室は先手持ちの棋士が多かったが、やや空気が変ってきた。「これはピョンピョンいくか!」控え室では▲9八歩に△2五桂を検討中。
夕食休憩が終わり対局が再開された。都内での対局と言うこともあり、続々と棋士が詰め掛ける。松尾歩七段、高野秀行五段、佐藤天彦五段、伊藤真吾四段、中村真梨花女流ニ段も控え室を来訪。
18時30分現在、日経ビル2階で行われている大盤解説は250名近いお客様が来場し大盛況。すでに立ち見となっており、見づらい状況になっているそうです。
▲3六歩に羽生王座が8分考えて夕食休憩となった。夕食休憩は18時~19時。ここまでの消費時間は山崎七段が3時間52分、羽生3時間42分。日経ビル2階で行われている大盤解説は200名近いお客様が来場し盛況。すでに立ち見となっている。