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控え室には大きなモニターが2面。ときおり両対局者の頭が映る。△1五歩が指された直後の画面。
(吟)
羽生王座はクラブハウスサンドイッチとオレンジジュース。山崎七段は食事の注文はなく、オレンジジュース。
控え室では「スローペースだな~」の声がちらほら。
「先手は玉が堅く安定している事と二歩持っているのが主張です。後手は9筋でポイントを稼いだ事と手得をしています。控え室の見解はまだ割れていますが、私は先手を持ちたいです。先手としては9筋を指し過ぎにさせて、上手にカウンターを狙いたいですね」(野月七段)。
中原誠名誉王座・十六世名人、野月浩貴七段 、勝又清和六段、近藤正和六段、片上大輔六段が控え室を来訪。徐々に検討も熱をおびてきた。
本局の自宅解説、高橋道雄九段の講演会が9月12日14時~16時行われます。
詳細は下記よりお知らせページをご覧下さい。http://www.toshima-mirai.jp/center/e_tihaya/index.html
また高橋九段の将棋パワーアップシリーズ「5手詰将棋」(創元社)も発売されました。詳細は下記ページをご覧下さい。http://www.sogensha.co.jp/book/2009/08/post-136.html
谷川浩司九段も控え室を来訪。
終盤力に定評のある宮田敦史五段。佐藤九段と検討を行う。
矢内理絵子女王も控え室を来訪。真剣なまなざしで佐藤九段と宮田五段の検討を見つめる。(吟)
対局が行われているウェスティンホテル東京。
奥に見えるのがウェスティンホテル東京。
玄関を入ると広々としたロビー。15時のおやつ羽生王座は本日のケーキ(カシスムースとチョコレートくるみのパウンドケーキ盛り合わせ)とホットコーヒー。山崎七段はショートケーキとホットミルクティ。
検討をする佐藤九段と米長永世棋聖。 羽生王座が仕掛けた△9五歩に▲同歩△9六歩▲同香△9五香▲同香△同飛の香交換は「これは後手がつまらないな~」と言う見解。しかし検討が進み「先手がまとめづらいかな」と佐藤九段。
淘水作の駒、羽生王座の王将。
菱湖書の文字。山崎七段の玉将。