駒の損得か、駒の働きか 図は1筋で香車を交換した局面。ここで香車を取りにいく△1八飛と、遊んでいる角を使う△7四角が候補手として挙げられています。 山崎九段は「初めは▲1二香成から銀を取られるのが嫌なので△1八飛だと思っていましたが、現状が飛銀交換で後手が駒得なので、△7四角と使っていくほうがいい気がしてきました」と話しています。△7四角は△9六角と△5五歩の狙いがあります。駒の損得よりも働きを重視するでしょうか。 (パソコンに映る現局面を見て解説する山崎隆之九段)
藤井王将が長考 上図で藤井王将が40分以上長考しています。候補手は▲1四歩。ほかの手では△1九香成と取られて端が緩和されます。 山崎九段は「すぐに▲1四歩と指すと思いましたが、長考になりました。これだけ考えられると▲1二歩などもあるのかなといろいろなことを考えてしまいます」と話しています。
午前のおやつ(2日目) 10時半に午前のおやつが出されました。 (藤井聡太王将のおやつは和菓子「秀吉」とリンゴジュース) (永瀬拓矢九段のおやつはあまおうタルト、ブラッドオレンジソーダ、ホットミントティー)
切り札の▲3五角 図は藤井王将が金取りに▲3五角と打った局面。山崎九段は「▲3五角は切り札です」と話しています。△5二金は▲7三歩成~▲4四桂があるので、△4八歩成▲同金△4四歩▲同角△5二金が予想されています。時間の使い方からまだ封じ手時点での読みの範囲と思われますが、後に▲1四歩△同香▲同香のあと△1八飛の反撃があるので先手が明確にリードを奪うわけではなさそうです。 現局面で永瀬九段が時間を使っています。 (対局開始前の永瀬拓矢九段)
9時半頃の控室 濱田剛史・高槻市長と平田裕也・高槻市議会議長が谷川浩司十七世名人の解説に聞き入っています。濱田市長はもちろん、平田議長も将棋愛好家です。 谷川十七世名人「この9二の角のにらみが強いんですよ」濱田市長「ほんまや、めっちゃにらんどるわ」 谷川十七世名人「こういう十字飛車の筋があります」平田議長「手筋の本ではよく見ますね。やったことないけど」濱田市長「私もないわ」