2023年3月11日 (土)
封じ手の様子
羽生九段が59手目を封じる
18時、図の局面で羽生九段が18分考えて次の一手を封じました。消費時間は▲羽生3時間56分、△藤井聡3時間31分(持ち時間各8時間)。対局は明日12日(日)の9時に再開します。
バランス重視の陣形整備
時刻は17時を回り、封じ手の時間が近づいていきました。現局面について、深浦九段は 「41手目▲6八飛と回って攻めたにしては、現状の飛車の位置はよくありません。数手前には▲5五銀打から千日手に持ち込む変化もありましたが、△7二金と上がらせたならば▲2四歩△同歩▲2三歩といった攻め筋が狙いのひとつとして考えられます。一方の後手は、じっくりと指して歩得が生きやすい展開にしたいです。玉をどこに囲うかは悩ましいところで、先ほどの2筋攻めに備えるならば△4二玉とはしにくく、▲6四歩△同歩▲同飛の筋を警戒するならば△5二玉や△6二玉は避けるでしょう」と見解を述べています。
(昼食に出されたうさぎの容器はドレッシング。ずらりと並べてみた)