2026年1月10日 (土)

各地で開催される大盤解説会の詳細は以下の通りです。現地大盤解説会(サテライト会場も含む)は事前申し込み制で、すでに応募は締め切られています。

■現地大盤解説会(メイン会場)
【日時】1月11日(日)午後2時から午後6時頃まで(封じ手まで)
    1月12日(月・祝)午前10時から終局まで
【会場】大日本報徳社(静岡県掛川市)

解説者:勝又清和七段、聞き手:貞升南女流二段


■サテライト会場(ライブ配信)
【日時】1月12日(月・祝)午後1時から終局まで(最大午後9時頃まで)
【会場】SK駅前ホール(静岡県掛川市)

※サテライト会場は、メイン会場の模様のライブ配信です。


■駒テラス西参道大盤解説会
【日時】1月12日(月・祝)午後4時から終局まで(予定)
【会場】駒テラス西参道 ホール (東京都渋谷区)
【入場料】5,000円
【定員】先着40名

販売期間:2025年12月6日~2026年1月12日午後11時まで

解説者:阿久津主税八段、星野良生五段

20260110a7v00949(中締め 山科武司・スポーツニッポン新聞社取締役)
5連覇を目指す藤井王将と永瀬九段が挑戦する去年と同じ構図ですが、2025年度の永瀬九段は藤井王将以外の勝率が9割近いんですね。永瀬九段は1戦でも多く戦いたいと述べられていて、第7局までいくのではないかなと思います。

20260110a7v00962

両対局者は明日の対局に備えて退室。その後は関係棋士が本シリーズを展望しました。

20260110a7v00938(左から貞升南女流二段、神谷広志八段、勝又清和七段)

20260110a7308610(立会人を務める神谷八段)

20260110a7308643(大盤解説を務める勝又七段)

20260110a7308636(大盤解説の聞き手を務める貞升女流二段)


勝又 前期の第5局で初めて藤井王将が後手番で雁木を指して戦法の幅を広げてきたなという印象です。


貞升 戦法の幅が広がったので、今期の王将戦は対策を練るのは大変ではないかと思うのですが。


神谷 明日からの対局に関して言うと、僕の勝手な予想では、永瀬九段は後手番を望んでいるんじゃないかと。藤井王将が後手番でいろいろ指されるようになったんで、何がやってくるか分からないと。だけど、藤井王将が先手のときはほぼ角換わり腰掛け銀ですから、むしろ後手のほうが対策が立てやすいんじゃないかと。


勝又 私も同意見で。後手番の方が対策を練りやすいんですよね。藤井王座はずーっと先手番だと角換わり腰掛け銀を指してきて、5年近く先手番で角換わり以外指してないんです。
ただ、藤井王将の後手番で雁木を指すようになりました。雁木模様の出だしは6局くらい指して全部勝っているんですが、そのうち4局くらいが対永瀬九段戦なんですよ。だから先手のときのほうが、藤井王将が作戦を受けて立つことも考えなきゃいけないし、雁木対策も考えなきゃいけないから、むしろ自分が後手のほうがやりやすいと思っているんじゃないかなと。


貞升 明日は第1局で振り駒が行われます。


勝又 藤井王将が後手で何を指すか、永瀬九段が先行したときに逃げきれるかどうか。永瀬九段って、2025年度は藤井戦が3勝10敗なのに年度間の勝率は7割なんです。藤井王将以外には8割7分くらい勝ってるんですね。


神谷 藤井王将は伊藤匠二冠に敗れたときは五番勝負で1勝2敗で負け越していました。永瀬九段としては、3局目までにリードすることが絶対条件に近いと思うんです。3局目を終えたときに2勝1敗に近づけることを重要視していると思います。


(書き起こし=銀杏)

20260110a7308596(藤井王将の挨拶)

私は掛川での対局は4回目になります。第1局での開催が多く、掛川にうかがうといよいよ王将戦が始まると、自然に気持ちが引き締まるところがあります。
先ほど掛川こども王将戦を観戦しました。13回を数えて、参加者の皆さんの熱気や真剣に盤に向かう姿勢を見ていると、私もより気持ちが高まるところがありました。
久保田市長のお話しがあったように掛川はお茶のイメージが強いです。今回は抹茶を使ったおやつがパワーアップしているということで私としても楽しみにしています。
2日間高い集中力を保って、最後まで見ごたえのある熱戦を皆さんにお見せできるよう頑張ります。

20260110a7308603(永瀬九段の挨拶)

私は2年連続で王将戦の挑戦者になれました。王将戦の開幕は掛川が定番と思いますが、駅から激烈な歓迎をしていただきして、熱気を感じたときに戻ってこられたのだなと感じました。
掛川対局では、食べたりジュースを飲んだりするのが多いです。キウイと紅ほっぺがとてもおいしいのですが、昨年は飲みすぎてしまってお手洗いの回数が増えてしまったので、対局に集中できるよう適度にいただこうと思います。
王将戦は2日制の対局になります。長丁場の対局になります。藤井王将と前回の対局は11月23日で2カ月近く日が開きました。明日から藤井王将と対局できることを楽しみにしています。

20260110a7v00933(乾杯!)


(書き起こし=銀杏)

 

20260110a7308573(主催者挨拶 佐竹康峰・日本将棋連盟常務理事)

王将戦が素晴らしいのは新年早々に番勝負が始まることです。将棋界の一年を占う意味もあります。将棋会館に近い鳩森八幡神社に将棋堂があり、大山康晴十五世名人書の大きな将棋の駒が納められています。その駒には王将と書かれています。将棋から王将という言葉を連想される方は多く、王将戦をさらに発展、飛躍させたいと考えています。掛川市では大変長い期間開催していただいております。末永く見守っていただけたらと思います。

20260110a7308581(開催地挨拶 久保田崇・掛川市長)

所属は振り飛車党でございます。17年連続で掛川が王将戦の対局場となり、うれしく思います。昨年は掛川市で全国将棋サミットを開催できました。将棋の街づくりを全国的に取り組んでいる証だと思います。

PRをさせていただくと、掛川市はお茶の街です。明日の先後は決まっていませんが、初手を指される前にお茶を1杯お願いして、記事には初手は掛川茶だったと書いていただけたらと思います。

20260110a7308589(特別協賛社挨拶 鈴木基久・ALSOK株式会社 取締役専務執行役員)

個人的には第7局まで楽しませていただけたらと思います。
ALSOKではお二人にインタビューをしました。二人の思いがあふれた内容となっております。
ALSOKは実社会で堅実な守り、先端技術を活用した攻めのセキュリティーを提供しています。将棋の盤上でもALSOKらしい攻めを意識した堅い守りの戦術を打ち出せないか夢を見ています。完成した暁には藤井王将や永瀬九段にも吟味していただいて王将戦で使っていただけたらと思います。


(書き起こし=銀杏)

続いて、第13回掛川こども王将戦の優勝者表彰が行われました。両対局者が検分前に訪問した大会の表彰式です。

20260110a7v00828(久保田崇・掛川市長が賞状を贈呈)

20260110a7v00837(藤井王将はクリスタルの盾を贈呈した)

20260110a7v00863

20260110a7v00875(両対局者を交えて記念撮影)