2025年1月26日 (日)

昼食は藤井王将が抹茶そば、煎茶、永瀬九段が王将戦特製弁当、献上宇治抹茶、フレッシュオレンジジュース、フレッシュグレープフルーツジュース。王将戦特製弁当は鰻寿司や熟成和牛ローストビーフ、中トロなどなど豊富な品々です。対局は13時30分から再開されます。

Hiru10 (藤井王将の昼食)

Hiru11 (抹茶メニューは昼食にも登場)

Hiru12 (永瀬九段の昼食)

Hiru13 (いずれも主役級のオールスターラインナップ)

20250125_4712時30分、昼食休憩に入りました。この局面で永瀬九段が使った時間は37分。消費時間は▲藤井6時間4分、△永瀬5時間28分。昼食は藤井王将が抹茶そば、煎茶、永瀬九段が王将戦特製弁当、献上宇治抹茶、フレッシュオレンジジュース、フレッシュグレープフルーツジュース。対局は13時30分から再開されます。

千本鳥居を進んでいくと徐々に登っていき、最終的には稲荷山の最高峰、標高233メートルの一ノ峰に至ります。

Inari12 (いつの間にか、視点がこんなに高く。市内南部を西方向に望む)

Inari13 (さらに進むと「四ツ辻」に)

Inari14 (ここから山頂を回って戻ると30分とある)

Inari15(こんな階段も待っている)

Inari16 (山頂の上社神蹟に到着。上之社「末廣大神」と書かれた鳥居)

Inari17 (分かりにくかろうが、山頂は山頂)

20250125_42封じ手前の上図、△1四歩は永瀬九段の自己最長となる2時間32分の長考で指されました。じっと端歩を突いて終盤の寄せ合いの際、玉の広さとなって働くことが期待されます。手を渡された先手は何か攻めたいところ。控室では▲2四歩、▲6六角、▲9三歩成、▲9六香などさまざまな候補手が挙がりましたが、藤井王将が「長考の半分返し」ともいえる1時間15分使った封じ手は▲5六角でした。

20250125_43対して永瀬九段は30分の考慮で△7四角と合わせ、盤上から角を消しにいきます。藤井王将は1時間6分の長考で▲6五桂と跳ね、角交換を拒否しました。

20250125_45次に▲2四歩△同歩▲同飛と進めば角が2筋をにらみ、後手の角よりも働きがよいとの主張があります。跳んだ桂も後手陣をにらむ一方、跳ねたら戻れないため狙われるリスクもあり、もう局面は収まらないでしょう。

Fujii04(藤井王将は積極的な指し回しで局面のリードを図る)