2026年2月 4日 (水)

昼食休憩明けが近づき、対局室に永瀬九段、藤井王将の順に戻ってきました。両者とも盤面に没頭しています。形勢は永瀬九段がリードしているからか、表情にも明暗が出ているように感じられました。

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12時30分、藤井王将が46分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲永瀬九段4時間45分、△藤井王将6時間6分。昼食は両者とも中華そば白を注文しました。よく見る色の濃い醤油ではなく、白醤油を使った一品。チャーシュー丼と手羽唐揚げがセットになっています。永瀬九段はデザートに立川苺のショートケーキを頼んでいます。飲み物は藤井王将が和紅茶、永瀬九段がハーブティー、ホットコーヒー、ウーロン茶(アイス)。対局は13時30分に再開されます。

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控室には1日目に続いて奨励会員が訪れて島九段と検討しています。2日目は山口裕誠三段(伊藤真吾六段門下)、島九段の弟子の須田優輝初段が助っ人として登場。終盤の詰む詰まないの変化を一つ一つ調べています。継ぎ盤では駒を動かして視覚的にもわかりやすく検討できますが、対局者は当然ながら駒を動かさず頭の中で考えなければいけません。11時の時点で永瀬九段が約1時間長考していますが、それだけ膨大な読みの量を求められていることがうかがえます。

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(山口裕誠三段=左)

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(須田優輝初段は島九段の弟子)

10時30分、午前のおやつの時間になりました。藤井王将の注文はいちご大福、金の抹茶アイスラテ。永瀬九段の注文は立川苺のショートケーキ、金の抹茶アイスラテ、ジャスミンコンブチャ、国産オレンジジュース。ショートケーキは和三盆を使ったふわふわのスポンジととろけるような口当たりのクリームがポイントです。

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藤井王将、狙われた馬を△4七馬と突進しました。次に△8八歩成▲同銀△8七金という厳しい狙いがあり、以下▲同銀は△同飛成▲同玉△6九馬で寄り筋に入ります。しかし、先手も好機に▲4七金と馬を取れば飛車の利きを通して痛烈な手になるため、△8八歩成▲同銀△8七金には▲6八玉でわずかな余裕を得る選択肢が出てきます。こうした手順は昨日の検討でも出ていて「先手有望」と結論づけられていました。双方がアクセルを緩めなければ早い決着になる可能性もあります。風雲急を告げる展開に、継ぎ盤の周囲が色めき立ちました。

2日目、立川市は冬晴れの朝になりました。対局室に永瀬九段、藤井王将の順に入室して駒を並べ、吉田三段が棋譜を読み上げて1日目の指し手を再現します。封じ手の局面まで進むと、島九段が盤の横に移動して封筒にはさみを入れ、封じ手用紙を広げて両対局者に見せてから「封じ手は▲3八飛です」と告げました。定刻の9時に対局再開。対局2日目が始まりました。

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