第72期王将戦七番勝負第2局 
動画配信情報
本局の模様は囲碁将棋プラスで動画配信されます。視聴にはメンバー登録が必要です。また、ABEMAプレミアムでも有料配信されます。
【1日目メイン映像】
https://www.youtube.com/watch?v=N5yzsNOY7Hc
【ABEMA】
https://abema-ppv-onlinelive.abema.tv/posts/40108602/
1日目スケジュール
前夜祭(4)
前夜祭(3)
(続いて記念品贈呈。プレゼンターは歓迎の挨拶を述べた濱田・金田両氏)
記念品は高槻産のヨシ(芦)を使ったトートバッグ、膝掛けなど。市内淀川河川敷の鵜殿地区のヨシ原のヨシは良質なことで知られています。続いて両対局者が抱負を述べました。
(藤井聡太王将)
「第1局は難解な局面が続いた将棋で、8時間という長い持ち時間を使って考えることができ、充実感があった一局だった。明日からも一手一手しっかり考えて、作り上げていくような将棋にしたい。最後まで楽しんでいただけるような熱戦にできたら」
(羽生善治九段)
「高槻市は3年前の王将戦のときに、少しだけ見学をさせていただいて、街をあげて将棋を盛り立てていただいていると感じ、今日も改めて強く思った。検分前には『しろあと歴史館』を見学させていただき、昔の将棋の駒などを見て、高槻という街と将棋は大きな縁があるのではないか、と感じた。第1局は結果としては残念な形で終わってしまったが、気持ちを切り替えて、皆様に楽しんでいただけるような面白い将棋を指せるように、全力を尽くしたい」
前夜祭(2)
主催者挨拶のあとは歓迎の挨拶に続きました。
(濱田剛史・高槻市長)
「王将戦は長い歴史を持つ棋戦。棋界に残る名対局が繰り広げられ、私も一将棋ファンとしてとても好きな棋戦。市制80周年の節目の年に、棋界の頂点に立つおふたりの対戦が高槻市で開催されることを誇りに思う。高槻対局が名勝負になるように祈念したい」
(金田忠行・高槻市観光協会代表理事)
「世代を超えるスター同士の注目を集める対戦。前夜祭や大盤解説会の申し込み状況からも、高い人気がうかがえる。注目のおふたりをお迎えできるのは、将棋という伝統文化をさらに根づかせるうえで、大きなきっかけとなることは間違いない」
さらに来賓挨拶へと続きます。
(山口重雄・高槻市議会議長)
「高槻市は棋士とゆかりの深い街で、大注目のタイトル戦が行われるのは大変名誉なこと。見る人の記憶に残る対局になることを期待する」
(人気漫画「将棋の渡辺くん」とのコラボ。モデルはもちろん!)
以下、高槻将棋まつりのチラシの記述より。
「将棋の渡辺くん」著者の伊奈めぐみ先生の夫は、タイトル保持者として何度も本市で対局された渡辺明名人であり、兄は高槻市在住の伊奈祐介七段です。高槻に関わりのある両棋士のご縁もあり、この度、「将棋の渡辺くん」と「将棋のまち高槻」のコラボが実現しました。
(書き起こし:武蔵)
前夜祭(1)
18時からホテルアベストグランデ高槻で前夜祭が行われました。
(丸山雅也・毎日新聞社取締役常務執行役員大阪本社代表)
「タイトル戦で初めて相まみえる、歴史に残る組み合わせとなった。今後の流れに大きな影響を与える第2局は、ますます注目が集まる。明日からのお二人の最高峰の戦いを楽しみたい」
(樋口徹・スポーツニッポン新聞社取締役大阪本社代表)
「後世に語り継がれるであろう世紀の大一番が高槻市で開催され、いままでにないような盛り上がりを見せている。明日からの熱戦に期待したい」
(脇謙二・日本将棋連盟専務理事)
「少し時代が違うが、ふたりの対決は野球に例えるならば落合(博満)選手と大谷(翔平)選手が対決するようなもので、待望のビッグカードが実現した。全国の将棋ファンの方々とともに見守りたい」
(書き起こし:武蔵)
揮毫
検分
第2局は高槻対局
藤井聡太王将(五冠)に永世王将の資格を持つ羽生善治九段が挑戦する、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(主催:毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、特別協賛:ALSOK、協賛:囲碁将棋チャンネル、立飛ホールディングス、inゼリー)は藤井王将が先勝。藤井王将が2連勝と走るのか、羽生九段が勝ってタイに戻すのか。第2局は1月21日(土)から22日(日)にかけて、「山水館」(大阪府高槻市)で行われます。先手は羽生九段。持ち時間は各8時間。対局開始は9時。1日目18時を過ぎると手番の棋士が次の手を封じ、2日目9時から指し継がれます。立会人は谷川浩司十七世名人、副立会人兼現地大盤解説会解説は稲葉陽八段、記録係は折田翔吾五段、大盤解説会聞き手は藤井奈々女流初段がそれぞれ務めます。
中継は棋譜・コメントを武蔵、ブログを飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。