第66期王将戦七番勝負第4局 Feed

2017年2月13日 (月)

対局室に井上九段と西田三段が戻ったあと、12時25分に郷田王将が、29分に久保九段が戻りました。

Photo_63 (13時20分ごろ、井上九段がひとり対局室にいた)

Photo_64 (西田三段も戻り、タブレットの取扱いを説明書でおさらいしていた)

Photo_65 (13時25分、郷田王将が先に姿を見せた)

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Photo_67 (久保九段は13時29分に入室)

Photo_68 (すぐに13時30分となり、対局が再開された)

Photo_69 (再開後の一手は△4二銀)

Photo_79 (△4二銀を見た久保九段は、すぐには指さなかった)

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図の局面で12時30分となり昼食休憩に入りました。この手に郷田王将が考えた時間は49分。ここまでの消費時間は▲久保1時間36分、△郷田1時間41分。昼食時の注文は郷田王将が岡山ちらし寿司、ホットレモンティー。久保九段が天婦羅御膳とオレンジジュース。対局は13時30分に再開されます。

Photo_55 (矢掛屋を出てすぐ。右側に見えるのが「温浴旅館矢掛屋別館」)

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Photo_57 (数分歩くと、道案内の立札が掲げられていた)

Photo_58 (脇本陣に到着。本陣に大名の宿泊が収まりきらないときに用いられた場所で、国の重要文化財に指定されている。現在は使用されておらず、土、日のみ観光客に向けて開放されている)

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170213_18郷田王将は15分考え、18手目に△5二金右と指しました。これで両者が指した対局の進行を離れただけでなく、前例にない局面を迎えています。

■Twitter解説■
西川和宏六段>ここで手が変わりましたね。▲5四歩に備えた手ですが、それでも▲5四歩と突く手は有力です。▲5四歩に(1)△同歩▲同飛か(2)△4四歩▲5三歩成△同金の進行が考えられます。

10時30分になり、午前のおやつが両対局者に運ばれました。郷田王将はホットコーヒー、久保九段はフルーツの盛り合わせとホットコーヒーをそれぞれ頼んでいます。

Photo_51 (郷田王将が注文したホットコーヒー)

Photo_52 (久保九段はフルーツの盛り合わせとホットコーヒーを注文した)

Photo_53 図は10時25分ごろの局面。ここまでは1月26日に両者によって指された第75期B級1組順位戦11回戦と同一の進行をたどっています。その将棋に敗れている郷田王将は、避けることなく、再び挑みました。

Photo_54 (対局開始前、瞑想する郷田王将)

現地では対局両日とも大盤解説会が行われます。詳細は以下のとおりです。

日時 2月13日(月)13時受付、14時開始、18時まで 2月14日(火)9時受付、10時開始、終局まで

会場 やかげ文化センター

参加費 無料

解説 菅井竜也七段

聞き手 室田伊緒女流二段

申込方法 先着順(定員になり次第終了予定)

【関西将棋会館大盤解説会】 本局は関西将棋会館道場の主催で、大阪市の「MBSちゃやまちプラザ」にて解説会が開催されます。

日時:2月14日(火)13時30分受付開始。14時から終局(最長21時)まで 会場:MBSちゃやまちプラザ(大阪市北区茶屋町17-1 MBS本社1F 入場料:一般1,500円、女性。身障者・高校生以下は1,000円 解説:福崎文吾九段、長谷川優貴女流二段

詳しくは下記PDFをご参照ください。 https://www.shogi.or.jp/files/1f3c53f4a1fe3d6033f5d1d73357a294.pdf