ご観戦ありがとうございました。
]]>(主催紙インタビューを受ける郷田王将。シリーズ初勝利に、安堵の表情が見えた)
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第66期王将戦七番勝負第4局は△3七桂成まで、100手で郷田王将が勝ちました。終局時刻は18時27分。消費時間は▲久保7時間53分、△郷田7時間41分。第5局は3月1日(水)から2日(木)にかけて、新潟県佐渡市の「佐渡グリーンホテルきらく」で行われます。
]]>久保九段は飛車を見捨てて金を投入。根性の粘りを見せました。しかし、△5四角と飛車を落ち着いて取られて、控室では終局に備える動きが出始めています。
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郷田王将はノータイムで△4五角と飛車取りに打ちました。また△2五桂以下の寄せも見せており、決め手になっていてもおかしくありません。控室は慌ただしくなってきました。
]]>図から△4八金▲3九角△同金▲2八銀(下図)と進行しました。
控室ではここで△2九金が示されており、対して▲同銀は△2五桂と打ち、(1)▲1八玉は△4五角が詰めろ飛車取り。(2)▲2六玉は△3四桂で寄り筋で、久保九段が△2九金を軽視している可能性もあるのではないかと言われています。
]]>図は久保九段が▲4九金と打って、美濃囲いを再生させた局面。このあと、△2八銀不成▲同玉となれば、さらに美濃囲いに玉が戻る形となります。今シリーズ、久保九段の玉に耐久力がある展開が続いていますが、控室では「本局もそうなりそう」と話されています。
]]>図は17時前の局面。郷田王将が金を交換したあと、△3五馬とさらに馬交換を求めたところです。控室では予想されておらず、△3五金のような堅実な手が示されていただけに「これは(先手の)やる気が出てもおかしくないです。何かないですか」と話され始めています。
(17時前、検討する井上九段、菅井七段、室田女流二段、村田3級)
(予想になかった手が指され、口元に手を当てて考える菅井七段と室田女流二段。図から菅井七段は「これしかないと思います」と、▲3五同馬△同歩▲2八角の粘りを示す。いかにも雰囲気の出た受けだ)
]]>時刻は16時30分を回りました。控室での評価は変わらず後手持ちながら、久保九段の表情に活気がみなぎりつつあると話されています。
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