控室に、井上慶太九段門下の村田楽３級が来訪。本日は学校が休みとのことで、早速、師匠と兄弟子に自身の将棋を見てもらっていた。
（村田楽３級と室田伊緒女流二段）
（井上慶太九段と菅井竜也七段の師弟がメスを入れていた）
（対局は10手目△４二玉まで進んでいる）
第66期王将戦七番勝負第4局 
2017年2月13日 (月)
対局開始
久保九段がの先手で始まった本局。▲７六歩△３四歩▲１六歩の出だしから、久保九段の先手番ゴキゲン中飛車となりました。
（初手▲７六歩を指した久保九段）
（郷田王将はすぐに２手目△３四歩を指した）
対局開始前
（８時44分、久保九段、郷田王将の順に続けて入室した）
（郷田真隆王将）
（久保利明九段）
（９時になって対局開始。一礼をかわす両者）
対局は９時開始
現地の朝は晴れ。天気はいいものの冷え込みは厳しく、時折、小雪も舞っていました。
（やかげ町家交流館より一望）
【本日のスケジュール】
9時：対局開始
10時30分：午前のデザート
12時30分：昼食休憩
13時30分：対局再開
15時：午後のデザート
18時を回ると、次の一手が封じられ翌日に指し継がれます。
前夜祭（９）
抽選会が終わると対局者が退室。それからしばしの歓談後、前夜祭は閉会を迎えました。
（壇上で前夜祭参加のお礼の挨拶を行う両対局者）
（今西拓人・毎日新聞社大阪本社文化事業部長による閉会の挨拶）
（前夜祭の幕が下ろされ、拍手で締める関係者）
以上で本日のブログ投稿を終了いたします。対局は13日（月）９時開始です。どうぞお楽しみに。
前夜祭（８）
歓談の途中、両対局者によるプレゼント抽選会が行われました。
（「夢想」と揮毫された郷田王将の色紙）
（第66期王将戦記念扇子。郷田王将は「越」。久保九段は「義」と揮毫）
（久保九段の揮毫色紙「前後際断」）
（久保九段の知人が当選し、思わず頬が緩んだ）
前夜祭（７）
前夜祭（６）
贈呈式が終わると乾杯が行われ、歓談の時間となりました。
（乾杯の音頭を取る江尻健二・矢掛町議会議長）
（「乾杯！」の発声のあと、グラスを掲げる両対局者）
（歓談する郷田王将）
（久保九段と室田女流二段）
（井上立会人と西田記録係）
（菅井副立会人）
前夜祭（５）
花束贈呈のあと、両対局者による挨拶が行われました。
（挨拶を行う郷田王将）
私も矢掛には初めて来ました。今回、第66期王将戦、町を上げて大変歓迎していたいていると感じております。町並みを見ていますと先ほどから話があるとおり、昔のものを残していこうという流れが感じられました。今日、子どもの大会で子どもと触れ合いまして、古いものを大事にしていくという気持ち、精神といったものに共通しているところがあるように思います。それを大事にしていこうと思います。矢掛は囲碁が盛んだそうですが、将棋のほうがより日本の文化と思いますので、今後も矢掛の皆さん方、碁を打つ方にも将棋のほうもよろしくお願いを申し上げたいと思います。明日から第66期王将戦第４局が始まります。あとがない状況ではありますが、自分のできることをやるだけと思っております。自分なりのベストを尽くしたいと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
（挨拶を行う久保九段）
私も矢掛町には初めて来させていただきました。ですが、この前夜祭に来ていただいている皆様の中には知った顔の方が結構いらっしゃいます。矢掛に来たのは初めてですが、前夜祭では知っている方が結構多いという印象です。こちらで去年は囲碁の王座戦があったというのは聞いていました。明日、第４局の１日目が始まりますが、歴史に残るような将棋を指して、将棋もその中の１ページに加えていただきたいなと思います。私は兵庫県の加古川出身ですが、そちらのほうから岡田市長、樽本前市長、ならびにファンの何人かの方で来ていただきました。本当に自分には心強いと思っていますし、皆さんに期待を持たせるような、丁寧な将棋を指していければと思っております。皆様、たぶんここまで予想外の結果になっているのですが、自分の中では一局一局のつもりでやっています。明日、明後日の第４局、どういう結果になるか分かりませんが、一手一手最善を尽くして、自分のできることだけを考えて臨みたいと思います。甚だ簡単ではありますが、ご挨拶とさせていただきます。
前夜祭（４）
挨拶が終わったあと、第４局の対局関係者が紹介されたあと、両対局者に記念品や花束が贈呈されました。
（左から郷田王将、久保九段、井上立会人、菅井副立会人、西田記録係）
（両対局者に武井道忠矢掛副町長から記念品が贈られた）
（矢掛屋・西野沙織女将（左）と牧野恵さんから両対局者に花束が手渡された）
（贈呈の様子を見つめる「やかっぴー」）