第65期王将戦七番勝負第4局 Feed

2016年2月16日 (火)

Twitterアカウントの日本将棋連盟モバイル(@shogi_mobile)による第65期王将戦七番勝負第4局1日目の解説は神崎健二七段が担当します。

2015kanzaki■Twitter解説■
神崎健二七段>おはようございます。本日の王将戦第4局1日目のネット解説の担当の神崎です。よろしくお願い致します。羽生挑戦者の先手の本日は、角換わり腰掛け銀。後手の郷田王将もしばらくは穏やかに歩調を合わせて指すと予想します。両対局者ともにこの七番勝負を制するのには、角換わり腰掛け銀で勝つことがとても大事と考えているはず。七番勝負の中心のこの要の第4局は角換わりになることは間違いないでしょう。


1日目のスケジュールは以下のとおりです。

08:50  将棋プレミアム放送開始
09:00  対局開始
10:30  午前のおやつ
12:30  昼食休憩
13:00  現地大盤解説会開始
13:30  対局再開
15:00  午後のおやつ
18:00~ 封じ手

【スポニチ:郷田王将も羽生名人もメラメラ ライバルは「同世代の棋士」】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/02/16/kiji/K20160216012051180.html

【毎日新聞:羽生に勢い、郷田どう対応…16日から第4局】
http://mainichi.jp/articles/20160216/k00/00m/040/061000c

B017 (16日朝、弘前駅前)

B020

第65期王将戦七番勝負第4局は現地と関西将棋会館で大盤解説会が開かれます。

【現地(1日目と2日目)】
■日時   16日13時~18時まで/17日10時~終局まで
■会場   弘前市民会館 大ホール(会場までのルート案内はこちら
■入場料  各日1000円(高校生以下無料) 
第65期王将戦イベント情報

01gen(立会人の深浦九段、副立会人の田村七段)

【関西将棋会館(2日目のみ)】
■日時   17日17時~終局まで
■会場   関西将棋会館
■入場料 一般1500円(各種割引あり)
■解説者 斎藤慎太郎六段、室田伊緒女流二段
関西将棋会館道場 大盤解説会

02osk(斎藤六段、室田女流二段)

囲碁・将棋チャンネルによるインターネットサービス「将棋プレミアム」で、第65期王将戦七番勝負をライブストリーミング中継します(有料放送)。第4局の放送開始は両日とも8時50分。2日目は野月浩貴七段が解説します。聞き手は観戦記者の内田晶さんです。

将棋プレミアム 1日目

将棋プレミアム 2日目

Noduki(2日目の解説を務める野月七段)

前夜祭の後半には、抽選会(色紙や扇子のプレゼント)と記念品贈呈(津軽塗のグラス)がありました。記念品のプレゼンターは弘前大学教育学部附属中学校の太田二月さん、同付属小学校の石田翔唯くん。しばらくして両対局者は退出。前夜祭は盛会のうちに終了しました。

A821 (抽選会では対局者がくじを引いた)

A852

 A871_2
(中央左は太田さん、中央右は石田くん)

A909_2 (閉会あいさつ 熊谷孝志・弘前市物産協会会長)

乾杯のあとは歓談の時間。当日の料理も紹介します。

A595 (乾杯の発声 渡辺三郎・日本将棋連盟青森県支部連合会会長)

A706 (歓談中、ファンと記念撮影をする郷田王将)

A691 (同じく羽生名人)

A676 (今回の前夜祭は立食形式)

A623

A661_2

A361

A672

A696

A644

2016年2月15日 (月)

対局者のあいさつです。

A518 (郷田真隆王将)

「弘前に来るのは昨年に続いて2回目になります。昨年は3月の末だったので、だいぶ暖かくなって春の気配が感じられました。今回は、まだまだ寒いですね。今日は弘前大学付属の中学校にいって、将棋部のみなさんとお会いしてきました。県内では唯一の将棋部ということですが、長くやっていらっしゃるということで、生徒さんたちも非常に真剣に取り組んでいる印象を持ちまして、大変うれしく思いました。子どもたちには『縁を大事にしてほしい』と話しました。将棋とのご縁という意味だったのですが、今日こうしてみなさんとお会いしているのも、ひとつの縁だと思います。あとで、自分自身にもまったく当てはまるなと感じました。子どもたちには、これから将棋を通して、いろんな縁を大事にして、成長してほしいと思いますが、自分自身も学んできたことがたくさんありますので、私もそのことを大事にして、また頑張っていきたいと思います。明日から弘前対局が始まりますが、3年連続で、これからも弘前で対局させていただければという気持ちでおります。また、王将戦は伝統のある棋戦です。諸先輩が築いてこられた王将戦の名に恥じないような対局をしたいと思いますし、月並みですが、自分なりに力を振り絞って、ベストを尽くしたいと思っております」

A560 (羽生善治名人)

「私は何度もこちらに来させていただいているのですが、毎回、地元のみなさまの将棋に対する情熱と、また歓迎ぶりに、非常にありがたいなと思っています。2年前に王将戦で来たときは、時期はほぼ同じだったのですが、かなり雪が積もっていました。今日は、多少は残っていたのですけれども、やはり今年は暖冬なのかな、ということをしみじみと感じました。王将戦は年初めの1月から開幕して、全国各地を転戦していきます。弘前市も3年連続で開催していただいておりますので、これからも地元のみなさまの情熱のあと押しで続けていただけたら非常に嬉しいなと思います。それには明日からの対局で、できるだけ多くのみなさんに、将棋というのは面白いな、深いな、難しいな、というようなことを伝えていけたらいいなと思っています。将棋というのは、小さいお子さんから年配の方まで、盤と駒があれば楽しめる、ひとつのコミュニケーションのツールだと思っています。そういった伝統的なコミュニケーションの文化のひとつとして、今後も将棋というものを引き続き応援していただけたらうれしいと思っています」

前夜祭は「ホテル ナクアシティ 弘前」で開かれました。

A410 (主催者あいさつ 成冨功・スポーツニッポン新聞社取締役東京本社代表)

「弘前で3年連続開催していただき、大変うれしく思います。王将対名人の対決は16年ぶりのゴールドカードで楽しみです。今期はここまで2-1で羽生名人がリード。第4局は大きなターニングポイントを迎えました」

A434 (主催者あいさつ 島朗・日本将棋連盟常務理事)

「昨年は、あるかどうかわからない第7局が弘前で行われました。弘前の方の情熱が実ったものと思います。両対局者は、より新しいものを探し続ける好奇心にあふれています」

A459 (開催市あいさつ 葛西憲之・弘前市長)

「子どもたちに『超一流』にふれさせることが、弘前の原動力になるという思いで王将戦を開催しています。今年は弘前城が動いて(詳細はこちら)、さくらまつりでは、岩木山を背景に弘前城と桜を見ることができます。是非、足を運んでいただきたい」

A413_2 (多くのファンが前夜祭に出席した)

A327(前夜祭会場で配られた毎日新聞号外)