2023年1月
2023年1月 8日 (日)
対局者の1日目の昼食
昼食休憩
図の37手目▲2六飛の局面で羽生九段が1時間9分使って12時30分になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲藤井43分、△羽生2時間24分。対局は13時30分再開です。
(8日のスポーツニッポン(右)は1面に記念写真のほか、芸能面に谷川浩司十七世名人の展望記事などを掲載。毎日新聞(左)は対局前日の記事のほか、特集の記事を掲載している)
14期連続の掛川対局
相早繰り銀
1日目午前のおやつ
王将戦特別限定御城印
対局場の「二の丸茶室」の隣にある掛川城御殿では、8日9時から王将戦特別限定御城印が販売されています。8時ごろに御殿の入り口を通りかかったところ、すでに約30人が並んでいました。
【掛川城御殿 今年も「王将戦特別限定御城印」販売 「問い合わせ一日数十件」― スポニチ Sponichi Annex 芸能】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/01/07/kiji/20230107s000413F2087000c.html
戦型は一手損角換わり
藤井王将の先手で始まった本局。作戦が注目されましたが、羽生九段が8手目に△8八角成として後手一手損角換わりとなりました。羽生九段が6手目に△3二金としたのが一つのサイン。代えて△8五歩なら王将リーグでも用いて、リーグ全勝に寄与した横歩取りが予想されました。
一手損角換わりといっても、角交換のタイミングで少しずつ指し方が異なり、4手目に△8八角成とするバージョンは、昨年4月の王位リーグ▲池永天志五段-△羽生戦で指しています。図と同じ8手目の角交換は2019年12月の第13回朝日杯二次予選▲三枚堂達也七段-△羽生戦以来の採用でした。