掛川城は今川氏の臣下にあった朝比奈氏が築いたと伝わります。1513年ごろに現在の拠点に移り、明治期の1869年に廃城となりました。天守閣は廃城前に地震で崩れましたが、1994年に市民や地元企業からの募金より木造で再建されました。現在は掛川城公園として一般公開され、掛川市のシンボルともいえる場所です。二の丸茶室は同公園内にある数寄屋造りの建物で、一般の方も利用できます。
【掛川城】
http://kakegawajo.com/
2021年1月
大日本報徳社
大日本報徳社は、報徳思想を伝える公益社団法人です。掛川城の近くにいくつもの施設があります。前期までは大講堂が大盤解説会場になっていました。今期は仰徳記念館が関係者控室として利用されています。大講堂は国重要文化財、その他の施設の多くは静岡県指定有形文化財です。
【大日本報徳社 施設紹介】
https://www.houtokusya.com/施設利用/施設紹介/
掛川市
掛川市は静岡県西部の都市。掛川城の城下町として、また東海道の掛川宿として栄えてきました。特産品は、掛川茶、バラ、メロン、イチゴなど。二宮尊徳(幼名=金次郎・金治郎)の唱えた報徳思想と縁がふかい土地でもあります。掛川信用組合(のちの島田掛川信用金庫)の創業者である岡田良一郎氏がその普及に努めました。市のキャラクターである「茶のみやきんじろう」は、掛川茶と二宮尊徳に由来します。
掛川市での王将戦開催は第59期から12期連続、第1局開催は第61期から10期連続となります。年明け最初のタイトル戦は掛川市で恒例になりました。長年にわたり、市を挙げて王将戦に協力していただいています。
【第366回 掛川に根づいた「報徳の教え」|掛川市】
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/9437.html
【岡田良一郎 その1~2|掛川市】
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/7489.html
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/7490.html
【掛川市公式キャラクター「茶のみやきんじろう」|掛川市】
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/7756.html