2019年2月

2019年2月 5日 (火)

Dsc_8668 (藤原和美・大田原副市長による開催市あいさつ)

「皆様には大田原のよさを感じていただけたらと思います。将棋界が盛り上がっていて、将棋のまちを自負する大田原市としてもうれしく思います」

Dsc_8696 (対局関係者紹介。いちばん右は、記録係の山川泰熙三段)

Dsc_8723 (市内の小中学校の将棋部員から、対局者それぞれに応援の寄せ書き色紙が贈られた)

Dsc_8741 (花束贈呈。後ろにいるのは、那須与一をモチーフにした大田原市のゆるキャラ「与一くん」)

18時から、ホテル花月の花鳥の間で前夜祭が執り行われました。

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Dsc_8600 (抽選会の賞品として、両対局者の直筆色紙と今期七番勝負の記念扇子が飾られている)

Dsc_8629 (両対局者が登壇して開会)

Dsc_8635 (矢吹修一・スポーツニッポン新聞社常務取締役東京本社代表による主催者あいさつ)

「大田原市では、14年連続の王将戦開催となりました。関係者の皆さまの熱意に心から感謝申し上げます。現在の最年長タイトル保持者の久保王将に渡辺棋王が挑む形となりました。渡辺棋王2連勝を受けての第3局は天王山ではないかと思います」

Dsc_8638 (続いて、同じく主催者あいさつ。森内俊之・日本将棋連盟専務理事から)

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「最近は居飛車党同士のタイトル戦では、序盤で難しいやり取りが多いですが、王将戦の対局は高度の中に分かりやすさがあり、観戦には好カードです。
王将戦は歴史と伝統があります。それだけでなく、将棋めしを取り上げたり、一風変わった勝利者の記念写真を撮ったり、どんな話題が出るか楽しみです」

Dsc_8533(16時53分、まず渡辺棋王が入室)

Dsc_8538 (今回は日本将棋連盟専務理事として森内俊之九段も帯同している)

Dsc_8547 (久保王将は16時57分に入室。すぐに検分が始まった)

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Dsc_8564 (盤駒及び、照明、空調などの対局環境は特に問題なし。17時には検分終了となった)

このあとは18時から前夜祭が行われます。

那珂川の流れに沿って、ホテル周辺を歩いてみました。

Dsc_7871(穏やかな流れの中を進む四つの白い影に遭遇)

Dsc_7874(なんと、白鳥だった。市内の羽田沼と琵琶池は冬に白鳥が飛来する地として知られるが、こちらにも足を伸ばしてきたようだ)

Dsc_7883(のんびりと遊泳を楽しんでいた)

Dsc_7820 (陽光が水面に反射する)

Dsc_7844(空にはトビらしき姿が)

Dsc_7813 (迫力ある巨岩が川にのしかかるように鎮座していた)

対局場のホテル花月は城下町としての古い街並みが残る地域・黒羽(くろばね)にあり、創業140余年という歴史を持つ宿です。ホテルからは、美しく雄大な那珂川(なかがわ)の流れが望めます。
ホテル花月で王将戦対局が開催されるのは、今期で13期連続となります。

【ホテル花月】
http://www.kagetsu.jp/

Dsc_7856 (ホテル外観)

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Dsc_7850(裏手には那珂川が流れる。江戸・明治期は現在のホテル花月の場所に河岸が設けられ、物資輸送の拠点になったという)

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一行の乗った新幹線は、15時22分に那須塩原駅に到着。そこからはタクシー、マイクロバスに分乗して、16時より少し前に対局場のホテル花月に入りました。

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Dsc_8524 (ホテルのロビーには王将戦コーナーがあり、写真、色紙などが展示されている)

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両対局者を始めとした関係者一行は、東京駅14時12分発のやまびこ211号に乗って栃木に向かいました。

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Dsc_8510 (久保利明王将。本日、関西から移動し、東京駅で関係者らと合流した。右後ろにいるのは副立会人の佐藤和俊六段)

Dsc_8509 (渡辺明棋王)

Dsc_8514(立会人を務める田丸昇九段)

本局の模様は、囲碁将棋チャンネルが運営するインターネットサービス「将棋プレミアム」でもライブ配信されます。

<将棋プレミアム>
【対局1日目(対局映像のみ)】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=68f43cad0048d1539cb1d47c223e56ea
【対局2日目(8時50分~9時45分と15時~19時は囲碁・将棋チャンネルでも同時生中継)】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=023259e9bf77b9254df038ab5825c7c3
解説:佐々木勇気七段 聞き手:和田あき女流初段

本局では、対局2日目に現地と大阪で大盤解説会が行われます。
詳細は以下の通りです。

■現地
【日時】対局2日目の2月7日(木)10時開始
【会場】ホテル花月(栃木県大田原市黒羽向町2)
【入場料】一般1,000円(高校生以下は無料)
【出演棋士】解説:田丸昇九段、佐藤和俊六段

■大阪
【日時】対局2日目の2月7日(木) 13時30分受付、14時開始
【会場】MBSちゃやまちプラザ(大阪府大阪市北区茶屋町17-1)
【入場料】一般1,500円
【出演棋士】解説:北浜健介八段 聞き手:藤井奈々女流1級

Kw久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦している、第68期王将戦七番勝負。渡辺棋王の2連勝を受けて迎える第3局は、2月6日(水)と7日(木)の二日間に懸けて指されます。
第3局の対局場は、栃木県大田原市「ホテル花月」。先手番は渡辺棋王です。対局開始は9時で、持ち時間は各8時間。おやつは10時30分と15時に出されます。昼食休憩は12時30分から13時30分。1日目の封じ手は18時以降に行われます。
本局では立会人を田丸昇九段、副立会人を佐藤和俊六段、記録係を山川泰煕三段(広瀬章人竜王門下)がそれぞれ務めます。
日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント(@shogi_mobile)での解説担当は、対局1日目が本田奎四段、2日目が長沼洋七段です。
本局の中継は棋譜コメントを銀杏、ブログを睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

【スポニチ】
https://www.sponichi.co.jp/
【毎日新聞】
https://mainichi.jp/
【囲碁・将棋チャンネル】
https://www.igoshogi.net/
【ホテル花月】
http://www.kagetsu.jp/