第51期王位戦七番勝負第2局 Feed

2010年7月27日 (火)

揮毫を終えた豊川七段が何やら眺めている。

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その正体は……。

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王位戦の歴史を記録した映像をまとめたDVDだった。ダイジェスト映像はサイト「祝 王位戦半世紀」で視聴ができる。同サイトでは歴代王位や、王位戦半世紀祝賀会の模様を知ることもできる。

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控え室では島九段と豊川七段が色紙に揮毫。大盤解説会での「次の一手クイズ」で、正解した方に贈られる賞品になるようだ。

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(島九段が揮毫した色紙)

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(豊川七段が揮毫した色紙。書きたて)

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(色紙の横には封じ手用の封筒が)

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午後のおやつは15時に対局室に運ばれる。メニューは深浦王位が「渋皮付き栗ケーキ、紅茶」。広瀬六段は「くるみのガトーショコラ、紅茶」。

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(深浦王位の注文した「渋皮付き栗ケーキ」)

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(広瀬六段の注文した「くるみのガトーショコラ」)

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控え室に勝浦修九段が来訪。広瀬六段の師匠である。新聞記事の切り抜きをファイルしたものを眺めていた。その切り抜きには第1局の記事も含まれている。弟子の活躍を間近で見るのは嬉しいことに違いない。

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(勝浦九段)

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図は14時30分頃の局面。深浦王位が2八の飛車を3八に寄ったところ。次に▲3五歩△同歩▲同飛と、3筋の歩を手持ちにする狙い。島九段と豊川七段が継ぎ盤で検討。島九段が指し手の候補を口に出し、豊川七段が盤面を動かす。いくつか候補を挙げた後で、島九段がポツリ。「ここで△5五歩▲同歩△4五歩は?」
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それが上の局面。次の△5五角が受けにくい。様々な変化はあるが、ピッタリ受ける手段はすぐには見当たらないようだ。広瀬六段にとっては有力な手段かもしれない。島九段は「こう進むとは限りませんけどね。手が広いところですからね。いろいろありますね」と語って検討を終えた。

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(検討の様子。豊川七段が駒を動かしている)

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