対局場であるルネッサンスサッポロホテルは、「復興」というの名がついていることがあってか、彫像(前記事)や絵画が飾られているのを目にすることができる。ロビーは中世ヨーロッパのリビングをイメージしたものだろうか、古めかしい雰囲気が感じられる。
(本日の札幌市は曇天。風があり、ホテル近くを流れる豊平川(とよひらがわ)の水面に波を立てていた)
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対局場であるルネッサンスサッポロホテルは、「復興」というの名がついていることがあってか、彫像(前記事)や絵画が飾られているのを目にすることができる。ロビーは中世ヨーロッパのリビングをイメージしたものだろうか、古めかしい雰囲気が感じられる。
(本日の札幌市は曇天。風があり、ホテル近くを流れる豊平川(とよひらがわ)の水面に波を立てていた)
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図は昼食休憩時の局面。△5二金は「△5三金~△6四金から玉頭攻めか、△6四歩~△6三金左から上部を厚くするか、展開によって振り飛車は使い分けます」(阿部健治郎四段) と、上部に備えた意味。阿部四段の解説をまとめると、現局面は深浦王位が中盤の構想を考えているところで、端一本での攻略は難しいため、より本格的な攻めの態勢を整える必要がある。後手の△5四歩は、5七にいる先手の角にプレッシャーをかけた手。8筋が素通しなのが気になるが、後手はすぐに△8三歩と打つ必要はない。先手が▲9五歩~▲7七桂と端に力をためてきたときに打てば間に合うようだ。
対局再開後は、先手の深浦王位がどのような攻めの構想を見せるのかが注目になりそうだ。
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