本日はお～いお茶杯第63期王位戦挑戦者決定紅白リーグ５回戦をご観戦くださりありがとうございました。本日のブログ更新は以上になります。
本日の対局の結果により、紅組は豊島将之九段、白組は池永天志五段がリーグ優勝し、挑戦者決定戦に進出しました。挑戦者決定戦は５月31日に行われます。藤井聡太王位への挑戦権を獲得するのは豊島九段、池永五段のどちらか、注目の一戦です。

白組の結果は以下の通りです。３勝２敗は２人いますが、直接対決に勝った羽生九段が残留です。

▲澤田真吾七段（３勝２敗）●－○△羽生善治九段（３勝２敗）
▲糸谷哲郎八段（２勝３敗）●－○△池永天志五段（４勝１敗）
▲久保利明九段（２勝３敗）○－●△千葉幸生七段（１勝４敗）

４勝１敗　池永五段（リーグ優勝）
３勝２敗　羽生九段（残留）澤田七段（陥落）
２勝３敗　糸谷八段　久保九段
１勝４敗　千葉七段

紅組の結果は以下の通りです。３勝２敗は３人おり、直接対決はそれぞれ１勝１敗ですが、前期成績で最上位の佐々木七段の残留となります。

【紅組】
▲伊藤匠五段（３勝２敗）●－○△豊島将之九段（４勝１敗）
▲近藤誠也七段（３勝２敗）●－○△佐々木大地七段（３勝２敗）
▲西尾明七段（０勝５敗）●－○△黒沢怜生六段（２勝３敗）

４勝１敗　豊島九段（リーグ優勝）
３勝２敗　佐々木大七段（残留）近藤誠七段（陥落）伊藤匠五段（陥落）
２勝３敗　黒沢怜生六段
０勝５敗　西尾明七段

（勝った黒沢六段）

（敗れた西尾七段）

（まだ続いている対局に配慮して、声量を落として感想戦は行われていた）

（別室での感想戦。移動の間に口頭で検討していた。久保九段は「△２八銀（94手目）をうっかりしていた」と話していた）

（勝った久保九段）

（敗れた千葉七段）

（勝った佐々木七段は残留を決めた）

（敗れた近藤七段は陥落となった）

（感想戦の様子）