第60期王位戦七番勝負第3局 
2019年8月 9日 (金)
終局直後
(手堅い指し回しで1勝を返した木村一基九段)
【木村九段のインタビュー】
--仕掛けの辺り、わかれはいかがでしょうか。
木村 ちょっと自信は持てませんでした。そのあとも正解が分からない局面が続いたので、苦しいかなと思っていました。最後に玉が安全になったので、よくなったのかなと思いました。
--△3七銀(56手目)を打った辺りはいかがでしょうか。
木村 仕方ない面がありました。いい勝負かと思いましたが、分かりませんでした。
--仕掛け辺りを振り返って、いかがですか。
豊島 仕掛けが無理だったような感じでしょうか。もしくは、そのあとにブレーキをかけることをしなければいけなかったかもしれません。そのあともずっとまずかったように思います。
木村九段が1勝を返す
第60期王位戦七番勝負第3局は、118手で木村九段の勝ちとなりました。終局時刻は18時59分。消費時間は▲豊島7時間59分、△木村7時間43分(持ち時間各8時間)。第4局は8月20・21日(火・水)、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。
手堅い底歩
木村九段が手堅い指し回しで差を広げています。控室の継ぎ盤は動かされなくなりました。









控室の見解は「後手優勢」。上図から▲5二金打△同銀▲同桂成△同飛▲同金△同玉▲3二飛の進行が示され、「すぐに決着はつきませんが、後手優勢でしょう」と深浦九段が話しました。

豊島王位が飛車取りに構わず踏み込みました。控室では△5六銀不成以下、▲4三金△4一玉に▲4五銀△同銀▲5三桂△同角▲同金(変化図)の変化が示されました。どちらがの攻めが速いかの勝負になりそうです。
